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バッテリー

秋吉 健のArcaic Singularity:スマホのバッテリー取外不可は是か非か。EUが承認した利用者による電池交換義務化の新法案を考える【コラム】


スマホのバッテリー交換問題について考えてみた!

2023年6月、EUでスマートフォン(スマホ)のバッテリーをユーザーが簡単に交換可能にするための法案(バッテリー搭載製品の生産、設計、および廃棄物管理等に関する新規則)が賛成多数で可決・承認されました。

この法案はそのまま各メーカーにバッテリー交換可能なスマホの販売を義務化するものではありませんが、将来的に義務化される可能性は大いにあります。今回の法案の最大の目的は環境対策であり、バッテリー交換をユーザーが簡便に行えるようにすることで廃棄される端末や部品を削減し、さらにリサイクル可能な部品の選別を容易にすることで環境負荷を下げようという取り組みです。

しかしながら、スマホのバッテリー交換を誰もが簡単に行えるようにすることにはさまざまなリスクが伴います。スマホの価格が年々高額化し、1つの端末を長く使いたい(買い替えサイクルを延ばしたい)というユーザーの声にも後押しされる中、ユーザーによるバッテリー交換を可能にすること(ここでは「バッテリー交換自由化」と表現する)はメリットなのでしょうか。それともデメリットなのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はスマホのバッテリー交換自由化のメリットとデメリットについて考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:爆発しないモバイル電池はすでに存在している!あまり知られていないリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを解説【コラム】


リン酸鉄リチウムイオンバッテリーについて考えてみた!

先日ニュースを眺めていたところ、トヨタが2027年にも「全固体二次電池」を搭載した電気自動車(EV)を投入するという報を読み、ようやくブレイクスルーに達したかと喜んでいました。

全固体電池はEV向けの本命電池と呼ばれており、エネルギー密度の高さや充電時間の短さ、そして何より発火や爆発の危険性が低い点が高く評価されていましたが、耐久性や量産化などで技術的なブレイクスルーが待たれている状況でした。

このニュースに目を通しながら「そう言えばもう1つ、小型機器やモバイル製品に適した次世代二次電池があったな」と思い出しました。それは「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」です。

一般にはあまり認知されていないと思われるこのバッテリーは現在のスマートフォン(スマホ)やモバイルバッテリーの安全性や運用性を大きく向上させる可能性があるものです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーについての解説や今後の展望について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:スマホ買替時が分からない!?製品寿命やセキュリティーリスクなどから適切な買替サイクルを考える【コラム】


スマホの買い替えサイクルについて考えてみた!

先日、講談社の現代ビジネスにて『日本に帰国したら成田空港で壮絶いじめ「古いスマホなら1万5000円払って」』という見出しの記事を見つけました。何事かと思い記事を読んでみたところ、空港の検疫にて自前のスマートフォン(スマホ)に新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を入れられず、COCOAの入ったスマートフォンをレンタルさせられたという内容でした。

その執筆者のスマホはiPhone 6だったらしく、OSのバージョンが古くてアプリを入れられなかったのです。記事の過激な見出しや執筆者の意見、さらに認識の間違いなどはひとまず置いておくとして、古いスマホを長く使っていると最新のアプリやサービスを利用できずに困ることは多々あります。

みなさんはスマホをどのくらいの頻度で買い換える(機種変更する)でしょうか。もしくは古いスマホを使っていて、どのようなことで困ったことがあるでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は古いスマホを使い続けることのリスクやスマホの最適な買い替えサイクルなどについて考察します。

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デジタル一眼レフカメラのバッテリーパック2個とUSBで2個同時充電可能な充電器がセットになったHomesuitの「充電器キット」を試す【レビュー】


購入した充電器が便利すぎたのでレビュー!

長引く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響(以下、コロナ禍)によって、外出自粛ムードも続いている。今年に入ってから発出された緊急事態宣言も解除はされたものの飲食店の夜間時短営業の要請をはじめ、大勢での飲食や外出自粛、長時間の店舗利用自粛、ソーシャルディスタンスの確保など、様々な自粛が求められる世の中になってしまった。

生活様式も大きく変わり、コロナ禍以前に比べるとカメラを持って出かける機会も大幅に減ったという人も多いだろう。筆者もプライベート、仕事問わず撮影する機会が激減し、カメラを持って出かけること自体が月に数回レベルになってしまった。

そのため、久しぶりにカメラを持って外出したり、撮影の予定が入ったりすると電池が劣化して持ちの時間が短くなっているのではないかと心配になる。場合によっては予備を含めバッテリーパックを紛失してしまったという人もいるのではないだろうか。

筆者もバッテリーパックの劣化を心配して、念のため予備のバッテリーパックを買い足すことにした。筆者は以前から大手Webストア「Amazon.co.jp」で、カメラメーカー純正品ではないサードパーティー製のバッテリーパック、いわゆる「互換バッテリー」と呼ばれる製品を購入し続けてきた。理由はとにかく安価であることと、純正品よりもバッテリー容量が多いことだ。この2つの理由で純正品のバッテリーパックは到底購入する気になれない。逆にサードパーティー製のバッテリーパックが安価なため、購入時は必ず2個以上の複数個を購入していた。

純正品ではないバッテリーパックを使用するとメーカー保証の対象外となってしまうが、筆者の場合は運よくこれまで大きなトラブルに遭遇することもなく利用してこれた。そのため、今回もバッテリーパック単体を2個ほど購入しようとAmazonを見ていたのだが、これまで購入していたような商品ページが見当たらない。

一方で、Homesuitというメーカーがバッテリーパック2個と、2個のバッテリーパックをUSBケーブルで充電できる充電器のセットを1,999円で販売していた。あまりにも安いため目を疑ったが、この価格ならもし粗悪品だったとしても許容できるだろうと思い購入してみた。

今回は、そんなHomesuitの「充電器キット」について開封および使用感をレビューする。

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ファーウェイ、SIMフリースマホの電池交換が半額の3500円になるキャンペーンを開始!P9やP9 lite、P10、P10 lite、P10 Plus、Mate9、Mate 10 lite、nova lite・lite2、honor8・9が対象


ファーウェイが対象のSIMフリースマホで「バッテリー交換キャンペーン」を実施中!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が同社のサポート拠点「ファーウェイ認定修理店」を運営する「スマホ修理工房」との共同企画にて対象のスマートフォン(スマホ)におけるバッテリー交換を通常料金の半額となる税抜3,500円(税込3,780円)で実施する「バッテリー交換キャンペーン」を2018年11月23日(金)から2019年2月28日(木)まで実施しています。

対象機種は「HUAWEI P9」、「HUAWEI P9 lite」、「HUAWEI P10」、「HUAWEI P10 lite」、「HUAWEI P10 Plus」、「HUAWEI Mate9」、「HUAWEI Mate 10 lite」、「HUAWEI nova lite」、「HUAWEI nova lite2」、「honor8」、「honor9」の11機種。

ただし、一部の仮想移動体通信事業者(MVNO)から販売されているモデル(通信事業者モデル)は対象外とのこと。詳細はHuawei コールセンター(電話・メール・チャット・LINE)にて問い合わせるように案内されています。なお、キャンペーン対象外の機種については通常の交換価格となります。

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