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ミリ波

NTTドコモがケーブルに置くだけで通信エリアを構築できるアンテナを開発!5Gミリ波や6Gなどの高周波数帯のきめ細かな通信エリア構築を可能に


誘電体導波路にプラスチック小片を接触させると電波が漏洩する物理現象を利用!

NTTドコモは17日、ケーブルの近くに置くだけでその周辺に通信エリアを構築できるアンテナを世界で初めて開発し、60GHz帯での実証実験に成功したと発表しています。同社ではオンラインイベント「docomo Open House’22」( https://openhouse.docomo.ne.jp/ )にて同アンテナを紹介しています。

同社では2022年度上期からは5Gサービスで利用している28GHz帯(ミリ波)での同アンテナによる通信エリア構築の検証を開始し、実用化をめざすとし、今後も柔軟で効率的に高周波数帯の通信エリアを構築できるエリア化ツールの開発を通して5Gの利用シーンの拡大と6Gに向けた研究開発を推進していくとしています。

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NTTドコモ、時速90Km以上の高速で走行する複数の車両に搭載した端末でミリ波を用いて基地局を瞬時に切り替えて安定的な5G通信実験に成功



NTTドコモは30日、時速90Km以上で高速走行する複数の実験用5G通信端末に対して複数の実験用5G基地局を連携させ、基地局を瞬時に切り替える実証実験を実施したと発表しています。実験では通信端末2台に対して通信の効率として1台当たり4ビット/秒・Hz超を達成したとのこと。

これにより、例えば、NTTドコモが5Gで商用サービスを提供している28GHz帯の400MHzの帯域幅を利用した場合は下り最大1.6Gbps相当となるミリ波を用いた安定した高速5G通信に成功し、高速移動中でも安定的かつ高速な5G通信の実現につながり、さらなる5Gの高度化が見込まれるということです。

なお、この実証実験は総務省からの委託を受けて実施した「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」における「5Gの普及・展開のための基盤技術に関する研究開発」の成果の一部が含まれており、研究開発の目標である通信効率を達成したとしています。

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ソフトバンク、SoftBank向け5G対応モバイルルーター「Pocket WiFi 5G A004ZT」を発表!3月下旬発売。ミリ波やUSB端子、有線LANにも対応


SoftBankから5G対応のモバイルルーター「Pocket WiFi 5G A004ZT」が登場!

ソフトバンクは1日、携帯電話サービス「SoftBank」向け新商品として新たに5Gに対応したモバイルルーター「Pocket WiFi 5G A004ZT」(ZTE製)を発表しています。発売時期は2021年3月下旬以降を予定し、現時点では価格は未定とのこと。

販路はソフトバンクショップおよび量販店などのSoftBank取扱店や公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」など。なお、ソフトバンクでは初のミリ波に対応したルーターとなります。

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NTTドコモ、誘電体導波路を利用したプラスチックでケーブルをつまむだけのアンテナを世界初開発!ミリ波などの高周波数帯でエリア構築に活用


ケーブルをつまむだけのアンテナが開発!2021年度上期に5Gのミリ波で検証を開始

NTTドコモは20日、ケーブルをプラスチック小片でつまむだけで通信エリアを構築できるアンテナを世界で初めて開発したと発表しています。また合わせてこのアンテナを用いて60GHz帯域での実証実験に成功したということです。

開発の背景には現在、5Gサービスで利用している28GHz帯(ミリ波)に加え、今後、6Gに向けて開拓を進めているさらなる高周波数帯の電波は直進性が強いため、基地局から見通せない場所や周囲を障害物で囲まれた場所の通信エリア化が課題となります。

そうしたことから今回開発したアンテナを活用することで、5G以降で利用される高周波数帯の安定した通信エリアをきめ細かく構築することが可能になり、人や機材が遮蔽物となりえる工場やオフィスでのレイアウトフリー化など、高周波数帯の電波を活用した利用シーンを拡大できるとしています。

なお、このアンテナについてはオンラインにて2021年2月4日(木)~7日(日)に開催される「docomo Open House 2021」にて公開予定となっており、同社では2021年度上期から5Gサービスで利用しているミリ波でのこのアンテナによる通信エリア構築の検証を開始し、実用化をめざします。

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KDDI総合研究所と日本電業工作が28GHz/39GHz帯デュアルバンド透明メタサーフェス反射板を世界初開発!高周波数帯のエリア拡大に寄与


世界で初めてKDDI総合研究所と日本電業工作が28GHz/39GHz帯デュアルバンド透明メタサーフェス反射板を開発!

KDDI総合研究所は20日、日本電業工作と共同で電波を特定方向へ反射できる28GHz/39GHz帯デュアルバンド透明メタサーフェス反射板(以下、デュアルバンド透明メタサーフェス反射板)の開発に世界で初めて成功したと発表しています。

これにより、5Gや次世代移動通信の超高速・大容量なサービスエリアを迅速に拡張することが可能となり、ユーザーの利便性向上が期待されるということです。なお、39GHz帯は5Gの追加割当候補周波数の1つとなっています。

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