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秋吉 健のArcaic Singularity:連載150回記念!3年間追いかけた話題を総まとめ。通信業界と身の回りの技術はどう変わり、何を伝えたかったのか【コラム】


本コラムが追いかけた3年間をまとめてみた!

2017年12月より始まった週連載のコラム「Arcaic Singularity」も、今回でついに150回となります。毎週欠かすことなく連載を続けられたのも、すべては読者の皆様と毎度の如き寄稿遅延に寛容であり続けてくれたS-MAX編集部のおかげです。まずはすべての方々に謝辞を申し上げたいと思います。

約3年にわたり、通信業界のみならずテクノロジーやITに関連するさまざまな話題を取り上げてきましたが、たった3年の間にも世界はめまいがするほどの圧倒的な速度で変化・進化してきました。3年前は巨大な箱のような端末でしか実装できなかった5Gも、今や人々が手にするスマートフォン(スマホ)で手軽に使える時代です。通信業界やテクノロジー業界の進歩は、十年一昔ではなく一年一昔といった様相です。

そのような目まぐるしい世界を外側から俯瞰してきた本コラムですが、これまでの149回でどのようなテーマを扱ってきたのか、少し振り返ってみました。IT技術であったり、スマホサービスであったり、料金施策であったり。常に多種多様なジャンルにチャレンジしてきた自負はありますが、やはりテーマは筆者の得意分野や読者層に合わせて偏ります。

今回はそんな「コラムで取り扱ったテーマ」の上位3位までを取り上げ、業界と時代の変遷について考えたいと思います。

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秋吉 健のArcaic Singularity:iモードが世界中の社会や経済を変えた?画期的だったエコシステムや概念……模倣サービスの現在を携帯電話史とともに考える【コラム】


iモードの歴史とiモードが残した成功体験について考えてみた!

NTTドコモは7日、ひっそりと1つのプレスリリースを公開しました。既報通り、2021年11月30日をもって「iモード公式サイト」の提供を終了するという内容です。「iモード」自体は2026年3月31日に終了となりますが、それに先立ち「店じまい」の支度としての公式サイト終了ということになります(2026年3月31日までは各企業のiモードサイトなどは利用可能)。

わずか250文字足らずのプレスリリースですが、この業界に携わる者や筆者のように業界を見つめる者以外の人々であっても、感慨深く想う人は多いのではないでしょうか。日本のみならず、世界に名を轟かせたiモード。その登場と設計思想は多くのオンラインサービスやエコシステムに多大な影響を与えました。

iモードは何を創り、何を残したのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はiモードの歴史を振り返り、iモードが教えてくれたエコシステムやサービスの在り方について考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:NTTドコモが全方位へ「宣戦布告」!? NTTによる完全子会社化の背景にある目論見や業界の動向を考える【コラム】


NTTドコモの完全子会社化について考えてみた!

当ブログメディアでもすでに紹介されているように先週もまた、通信業界に激震が走りました。NTTがNTTドコモを完全子会社化すると発表した件です。すでに新聞やテレビなどの大手メディアでも数多く報じられているため、知らない人はあまりいないと思います。

第一報を伝えたのは9月29日付の日本経済新聞でしたが、同日午後にはNTTおよびNTTドコモによる緊急記者会見が開かれました。NTTドコモの完全子会社化は一般株主などからのTOB(株式公開買付)によって行われ、買付期間は9月30日~11月16日を予定、買付価格は1株あたり3,900円、買付予定数は約10億9000万株、買収総額は4兆円規模にのぼる見込みです。

大手メディアでは「NTTの大株主である政府の通信料金値下げ圧力にNTTおよびNTTドコモが屈した」といった報道も見られるようでしたが、筆者はむしろ、これを「NTTによる宣戦布告である」と捉えています。

NTTドコモの完全子会社化が何故宣戦布告なのか、NTTおよびNTTドコモはその戦いの先に何を想定しているのか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は独自の視点で2社の目論見や業界の今後の動向について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:5G成功の鍵は「体験価値」。MNO各社がエリアや対応端末よりも苦心する5G普及のキーポイントを考える【コラム】


5Gの現在と課題について考えてみた!

……人々から5G熱が、一向に上がってきません。

KDDIおよび沖縄セルラー電話は25日、都内にて「UNLIMITED WORLD au 5G 発表会 2020Autumn」を開催し、携帯電話サービス「au」向けに5G対応スマートフォン(スマホ)6機種を発表しました。

今回発表された機種はすべて5G対応となり、auブランドによる5G推進と通信世代移行の姿勢を明確にした形です。これにより、4Gスマホは10月に統合してサブブランド化する予定の「UQ mobile」での展開を行い、差別化していくことになるということです。

KDDIに限らず、移動体通信事業者(MNO)各社は5G通信を主力に据えた戦略を推し進めていますが、その実態は非常に厳しいものです。対応端末こそハイエンドからミッドレンジまで幅広く充実してきましたが、エリア展開は遅々として進まず、利用者が「5Gは凄い」と感じられる体験があまりにも乏しいのが現状です。

サービス開始前の喧伝具合との落差が激しい昨今の5G関連の話題の少なさはどうしてなのでしょうか。また現状からの打開策はあるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は5Gの現在と普及に向けて山積する課題について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:嗚呼、黄昏と哀愁のADSL。サービス終了を控えたADSLが担ってきた役割や価値を振り返り、通信の未来を考える【コラム】


ADSLサービスの終了について考えてみた!

みなさんは初めてインターネットを利用した回線を覚えているでしょうか。筆者は56Kbpsのアナログ回線が初めてでした。あれから20余年、時代とともにISDNやADSL、CATVと徐々に高速な回線へと切り替えながら、現在は1Gbps契約の光回線(FTTH)を利用しています。

この中でも、ADSLを使っていた人はかなり多いのではないでしょうか。NTT東日本およびNTT西日本は、2023年1月31日をもってフレッツ光提供エリア内でのADSLサービスを終了すると発表し、ソフトバンクもまた2024年3月31日にサービスを終了するとしています(Yahoo! BB ADSLなどは、2020年3月より一部地域から順次終了を開始している)。

ADSLとは何だったのか、そしてこれからの時代の通信回線はどうあるべきなのか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はADSLのサービス終了の話題を中心に、通信回線の今と未来を考察します。

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執筆は「K-MAX」メンバーを中心に行っていますが、タレコミ、S-MAX(エスマックス)に寄稿したいというご要望も受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、お気軽にご連絡ください。

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