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秋吉 健のArcaic Singularity:携帯電話インフラで重要なのは料金?通信環境?3年間の実体験からMNOとMVNOの違いやメリット・デメリットについて考える【コラム】


MVNOからMNOへ3年ぶりに舞い戻った筆者の通信インフラレビュー!

お盆休み真っ只中の今月14日、筆者は地元のドコモショップにいました。5月頃から考えていた携帯電話サービスの変更のためです。筆者が携帯電話サービスのメイン回線を仮想移動体通信事業者(MVNO)サービスへ移行したのは2016年10月です。

当時も乗り換えの方法や使用感などを紹介しており、それまでau回線を利用していましたが、使用データ量に対して当時の料金プランが高すぎたことや、ブームとなりつつあった格安のMVNOも試してみなければいけないと感じたことが変更のきっかけでした。

はじめはオプテージ(当時のケイ・オプティコム)が運営する「mineo」、その後、インターネットイニシアティブが運営する「IIJmio」といったMVNOの携帯電話サービスを渡り歩き、今回約3年ぶりに移動体通信事業者(MNO)であるNTTドコモへと戻ってきたことになります。

この3年間で、MVNOやMNO回線のメリットやデメリットの多くを学べたように思います。通信が生活インフラとなって久しい21世紀。私たちは何を基準に通信キャリアを選択すれば良いのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は筆者の体験談を中心に、MNOとMVNOの違いやそれぞれのメリット・デメリットなどを解説します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:「第4の選択肢」はアリか、ナシか。楽天のMNO戦略の現状をイベント「Optimism 2019」や総務省による行政指導から解説する【コラム】


楽天モバイルのMNO戦略と現状の課題について考えてみた!

楽天はパシフィコ横浜にて7月31日から8月3日までファンイベント「Rakuten Optimism 2019」を開催しました。楽天モバイルとしての移動体通信事業者(MNO)での携帯電話サービス参入が目前に迫る中、筆者も取材に行ってきました。

イベントの多くは「ふるさとグルメ」や「うまいもの&いいもの祭り」といった、夏休みの家族連れを対象としたものでしたが、会場の一角には「近未来体験エリア」が設けられ、5Gや4Gエリア展開に関連したアンテナ基地局の展示や技術解説、またサードパーティーによる通信関連サービスの展示などが行われていました。

しかし取材をしていて気になったのは、通信関連ブースのスタッフによる説明の歯切れの悪さです。今年10月に予定されているMNO参入に向けたエリア整備の状況を訪ねても確かな返答が得られず、5G網の展開ロードマップなどもほとんど情報を得られません。どこか判然としないままに帰路に着きましたが、その理由はほどなく総務省より公表されることとなります。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は楽天(楽天モバイル)がめざすMNO戦略と現状の課題について解説します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:ゲーム機からPC-8001まで!“手のひらの上の博物館”ミニチュアブームから電子機器のアーカイブや歴史的意義について考える【コラム】


ゲーム機やPCのミニチュアモデルについて考えてみた!

今月5日、筆者は都内の某ホテルにて立食パーティの片隅に陣取り、PC業界の著名人がずらりと並ぶ中でそこはかとない場違い感を覚えつつも、取材という名のタダ飯にありついておりました。

というのも、この日開催されていたのはNECの「PC-8001 40周年記者発表会」。1979年に発売された日本初の国産PC「PC-8001」の40周年を記念し、最新型PCのアニバーサリーモデル「LAVIE Pro Mobile PM750/NAA」の発表が行われたのですが、サプライズとしてPC-8001を手のひらサイズに小型化したミニチュアモデル「PasocomMini PC-8001」も発表され、製品発表会というよりは祝賀会に近いパーティだったからです。

PasocomMini PC-8001は超小型ながらも単体で動作し、当時のPC-8001同様にBASICによるプログラミングが可能な本格仕様。さらに、かつてPC-8001用として発売されたゲーム16本が収録されたmicroSDカードも同梱され、当時のゲームなどをすぐに遊べる仕様となっていました。

残念ながら市販の予定はなく、上記のアニバーサリーモデルPCの購入特典やキャンペーンの応募企画用に作られたものですが、恐らくPC-8001をリアルタイムで使っていたであろう世代の参加者たちは、そのミニチュアモデルとしての精巧さと実際に動作している映像に、興奮冷めやらぬといった様子でした。

ここ数年、こういったかつての電子機器の名機が実際に稼働するミニチュアモデルとして復刻するのがブームとなっています。その火付け役となったのが任天堂の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」であったことは間違いありません。人々はかつての記憶を手のひらの上に蘇らせ、少年時代や青春時代の思い出として部屋に飾っているのです。

何故今、電子機器のミニチュアモデルによる復刻がブームとなっているのでしょうか。そこには、電子機器や工業製品が持つ儚くも厳しい宿命が存在するからだと筆者は考えます。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はゲーム機やPCのミニチュアモデルブームから、電子機器やその歴史を保存する意義と重要性について考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:mineoが考えるユーザーサポートのあり方とは。スマホ相談会を通して感じた通信業界が抱えるサポート体制の課題と未来【コラム】


mineoスマホ相談会にに突撃取材してみた!

オプテージが仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯電話サービス「mineo」( https://mineo.jp )において契約方法やスマートフォン(スマホ)の使い方などの相談を受け付ける「mineoスマホ相談会」を直営店舗「mineo 渋谷」で7月20日に開催しました。

同イベントはこれまでにも東京や大阪で年に数回程度実施されており、毎回50〜80名程度の人が相談に訪れるとのことで、取材当日にも2~3組の方々が相談をしていました。こういった相談会の開催は移動体通信事業者(MNO)を中心に不定期に開催されることはありますが、定期的な開催を行っているMVNOは非常に珍しい印象です。

ブランドステートメントに「Fun with Fans!」を掲げ、常にユーザーファーストを謳ってきたmineoらしい試みだと感じられますが、その効果やユーザーの反応はどのようなものなのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はmineoスマホ相談会を中心に、MVNOユーザーの変遷やサポート体制の現状などを解説します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:鉄道車両に防犯カメラはアリか、ナシか。通信業界や鉄道業界が取り組む防犯カメラ設置の流れから公共や個人の安全とプライバシーについて考える【コラム】


公共や個人の安全とプライバシーについて考えてみた!

すでに1年半以上も昔になってしまいますが、このコラムの連載が始まって間もない頃、筆者はIoT技術と監視社会のあり方について考察したことがあります。その中で鉄道車両内における痴漢行為を例に挙げ、人々を防犯カメラによって撮影・録画することによる犯罪抑止効果と個人のプライバシー問題について述べました。

18日と19日に都内にて開催されたソフトバンクの法人向け商談イベント「SoftBank World 2019」では、まさに上記のような鉄道車両内での防犯対策に利用できる、MOYAI製の防犯カメラ機能付きLEDライト「IoTube」(アイ・オー・チューブ)が展示されました。本製品は5月31日より東急電鉄で試験導入が開始されており、今後も引き続き採用を進めていく方針とのことで、試験導入は概ね成功だったと見られます。

恐らく賛否両論真っ二つに割れるであろう鉄道車両内の防犯カメラ設置について、筆者は賛成派です。果たして人々は防犯の名のもとに監視されて良いのか、またプライバシーはどう守られるべきなのか、そして防犯カメラの情報は悪用されないのか。様々な不安や問題が付きまといます。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は鉄道車両内の防犯カメラ設置の是非を中心に、今一度監視社会のあり方について考察します。

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