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秋吉健のArcaicSingularity

秋吉 健のArcaic Singularity:「音楽」復活の日。かつて凋落の一途かと思われていた音楽への支出が増えている背景を通信業界視点で考察する【コラム】


音楽聴取の変遷について考えてみた!

みなさんは、最後にCDで音楽を聴いたのはいつか思い出せますか? 筆者は思い出せません。パソコン(PC)にインストールしたiTunesに5000曲以上も音楽を詰め込み、毎日のように大好きな音楽を聴いていますが、それをCDから直接聴いたことは、もう10年近くない気がします。

2000年代後半あたりから「若者の音楽離れ」のような言葉をよく聞くようになり、本連載でも2018年3月に「本当に若者は音楽を聴かなくなったのか?」と題して考察を行ったことがありました。その時点では「若者は音楽から離れていない」、「大衆音楽から個の音楽へ変遷している」とまとめました。

あれから2年半。人々の音楽聴取の形や音楽の流行に変化はあったのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は音楽聴取スタイルの変遷を絡めつつ、通信業界の視点から見た現在の音楽事情について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:店舗を捨てられるか捨てられないか。ウィズコロナ時代の店舗運営とテクノロジー企業の在り方を考える【コラム】


テクノロジー企業と店舗運営について考えてみた!

Microsoftは6月26日(現地時間)、直営の実店舗をすべて閉鎖し小売事業はオンラインに集約するという発表を行いました。実際には極一部の旗艦店舗のみ残りますが、それらも商品の販売ではなくユーザーサポートや商品レクチャーを中心としたエクスペリエンスセンターに切り替えていく方針です。

新型コロナウイルス感染症問題(コロナ禍)によって、人々の生活だけではなく店舗運営を伴う実体経済にも徐々に影響が出始めています。またすでに紹介しているように日本国内でもASUSが赤坂の旗艦店舗「ASUS Store AKASAKA」の閉鎖を発表するなど、テクノロジー分野での店舗運営からの撤退が相次いでいます。

ウィズコロナ、ポストコロナの時代における店舗営業とは一体どういったものにすべきなのか。またテクノロジー企業(とくに通信関連企業)にとっての店舗営業の難しさとは何なのか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は店舗運営とテクノロジー企業の関係性について考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:揺れる衛星通信の天秤。安定した通信手段として期待される衛星通信が抱えるメリットとデメリットとは【コラム】


衛星通信のメリットとデメリットについて考えてみた!

新型コロナウイルス感染症問題(コロナ禍)が日本でも深刻化しパニック状態に陥りつつあった今年3月末、米国のとあるベンチャー企業が経営破綻しました。その企業の名前は「OneWeb」。ソフトバンクグループが出資していた衛星通信会社です。

ソフトバンクグループはビジョンファンドへの投資に失敗し、2020年3月期決算で1兆4000億円もの巨額赤字を計上しましたが、OneWebもまたその失敗した企業の1つです。ベンチャー企業への投資に失敗はつきものであるとは言え、ソフトバンクが衛星通信事業に期待していた部分は大きく、今後の戦略にも大きく影響するものでした。

人工衛星や成層圏飛空船を用いた通信技術は、日本のみならず世界中の通信業界が注目し研究・開発を進めている分野です。日本では前述のOneWeb以外にも、楽天モバイルが米国AST&Science(AST)と提携し衛星通信の国内運用を計画しています。

しかし、そのサービス開始への道のりは非常に険しく、理想には程遠いのが現状です。衛星を用いた通信回線の運用にはどのようなメリットがあり、またどのような課題があるのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は衛星通信の現在を解説しつつ、メリットとデメリットについて考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:嗚呼、Apple Arcadeよ何処へ行く。月額課金によるゲームプラットフォームとして成功しきれない理由を探る【コラム】


Apple Arcadeが流行らない理由について考えてみた!

ニュースメディア「Bloomberg」は1日(現地時間)、以下のようなタイトルの記事を掲載しました。意味としては「アップルが定期契約者維持のため戦略転換。複数のアーケードゲームをキャンセル」となります。

Apple Cancels Arcade Games in Strategy Shift To Keep Subscribers - Bloomberg

記事の内容はAppleが運営しているサブスクリプションゲームサービス「Apple Arcade」がユーザー獲得不振に陥っており、状況を改善するために戦略を転換して一定のエンゲージメントに達していない一部のゲーム開発者との契約を解消したというものです。

この報道や事実に対してゲーム開発者からは反発の声も上がっているようですが、サービスとしてのゲームプラットフォームの運営が危機的状況に陥りつつあるAppleの方針転換も理解できるところではあります。

Appleの何が誤算だったのか、Apple Arcadeに足りないものとは何なのか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はApple Arcadeの苦境とその問題点について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:時代を先取りしすぎた製品たち。テクノロジーの普及に必要なものを過去の“失敗”を振り返りつつ考察する【コラム】


テクノロジー普及にまつわる問題について考えてみた!

6月も後半に差し掛かった頃、筆者が海外のニュースサイトを巡っていると、懐かしい製品の「訃報」を目にしました。「セグウェイ」(Segway PTシリーズ)が7月15日をもって生産終了するというものです。

セグウェイと言えば、2001年に颯爽と登場し、その未来的なフォルムや操縦方法も相まって「これが21世紀の乗り物だ!」とばかりに大きな話題となりました。

今でもその動作原理は素晴らしい発想だと感嘆するばかりですが、世界中で持て囃される一方で交通事情や法律的な問題から公道を自由に走れる国は少なく、特に日本では道交法による規制が厳しかったため、ショッピングモールの警備やイベントアトラクションなどの限定された利用以外ではあまり普及しませんでした。

テクノロジーの世界を振り返ると、セグウェイのように革新的な技術と画期的なアイデアだったにもかかわらず、世界を変えるどころかブームすら生み出せずに終わったデバイスやガジェットは多数あります。その理由は実に複雑で、後世で「10年早すぎた製品」などと呼ばれることもしばしばです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はそんな「10年早すぎた製品」たちの姿を思い出しつつ、テクノロジーの発展や普及に関連する諸問題について考察します。

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