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秋吉健のArcaicSingularity

秋吉 健のArcaic Singularity:限りなく透明に近いレビュー。形骸化した評価システムと無価値なレビューの山から有用なレビューをどう守るべきかを考える【コラム】


商品レビューのあり方について考えてみた!

出不精な筆者は仕事柄、そして私事でもオンラインショップをよく利用します。最近はスマートフォン(スマホ)用のスタイラス(タッチペン)を色々と試しており、その度に「これは使いやすい」とか「これはイマイチ」などと自分なりの評価をしていたりします(スタイラスについての記事も近日中に執筆予定)。

当然商品を購入する際には、メーカーやショップによる説明だけではなく購入者による評価(レビュー)も必ず目を通します。これは使いやすいのかな?持ちやすさは?耐久性は?……メーカーの売り文句だけでは分からない部分を補ってくれるのがユーザーレビューであり、良い意味で主観的な評価を読めるからです。

しかし最近、このレビューシステムが正しく機能していないように感じることが多々あります。業者による、いわゆる「サクラ」のレビューであったり、モンスタークレーマーの如き支離滅裂な低評価であったり。もちろんそれらのレビューは一目見れば判断がつきますが、しかしそれらの「読むに値しないレビュー」が大量に投稿され、真面目なレビューを探し出すのに一苦労することも少なくありません。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はそんな商品レビューの現実と本来あるべき姿、そして状況を改善する手段について考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:スマホゲームは生まれ変われるか?課金ガチャ偏重のビジネスモデルの崩壊と新たな課金モデルの模索を考える【コラム】


スマホゲームのビジネスモデルについて考えてみた!

今年1月、スマートフォン(スマホ)向けゲーム界隈に小さくない動揺が走りました。2018年第4四半期(10〜12月)のスマホゲームメーカー各社の売上や収益が軒並み激減し、ヒット確実とまで言われていたような大作までが急ブレーキ状態だったのです。

筆者も昨年10月に執筆したインディゲームについてのコラムの中で「ユーザーが『課金疲れ』によって大手ゲームメーカーのスマホゲームから離れ始めている」という状況をお伝えしましたが、それを裏付けるような数字ばかりが並びました。

一方で、業績不振に喘ぐ他社をあざ笑うかのように収益のV字回復を遂げた企業&ゲームもあります。一体それらのゲームは何が違ったのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はスマホゲーム界隈の現状と打開策、そして課金モデルの新たな挑戦について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:技術革新とコモディティ化のジレンマ。フォルダブルスマホのトレンドからテクノロジー企業に求められる資質について考える【コラム】


フォルダブルスマホの登場からテクノロジー企業のあるべき姿を考えてみた!

今年に入り、モバイル業界界隈で「フォルダブルスマホ」という新しい言葉が頻繁に聞かれるようになりました。聞き慣れないフォルダブルという英単語について辞書を引いてみると、「折りたたんで収納できる」という意味だそうです。つまり、フォルダブルスマホとは「折りたたみスマートフォン(スマホ)」のことです。

すぐに「なんて略せばいいんだろうか……フォルスマ?フォルホ?フォマホ?」などと考えてしまうのは筆者の悪い癖ですが、それはさて置き。2月25日から28日までスペイン・バルセロナにて開催された、モバイル端末の総合展示会「MWC Barcelona 2019」(旧「Mobile World Congress」)では、サムスン電子やファーウェイがフォルダブルスマホを発表したことが大きな話題を呼びました。

素人考えでは「スマホを折りたたむ必要ってあるの?」などと考えがちですが、実はここにもテクノロジー企業が業界で生き残り、リーディングカンパニーとしてのブランドを確立するために必要な、様々な要因と思惑があるのです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はフォルダブルスマホの存在意義や目的などを考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:電波を掴む者が世界を掴む。自社経済圏の確立を急ぐMNO各社の目論見と戦略、そして未来の社会について考える【コラム】


「脱・通信会社」へ邁進する各社の取り組みとその戦略について考えてみた!

12日、KDDIは都内で「スマートマネー構想」に関する記者発表会を開催しました。スマートマネー構想とは、KDDIがこれまで進めてきた「じぶん銀行」(2004年)や「auかんたん決済」(2010年)、そして「au WALLET」(2014年)といった金融・決済サービスをさらに拡大し、投資やローン、保険・年金といった金融サービスまで幅広くカバーし、これら全てのサービスをスマートフォン(スマホ)1つで完結させた自社経済圏を構築するというものです。

KDDIはこの構想のため、自グループの金融系ブランド会社・7社を全てauブランドで統一し、そのうち5社を「au フィナンシャルホールディングス」として2019年度内に再編することも発表しています。

こういった自社金融経済圏の構築を目指しているのはKDDIばかりではありません。現在その先頭を走っているのはNTTドコモであり、2017年に策定した中期戦略2020「beyond宣言」により、ライフスタイル革新の観点からフィンテック分野への積極的な投資と企業間共創を推し進めています。

これまで通信会社(≒移動体通信事業者、MNO)と言えば、「土管屋」などと揶揄されるほどに通信インフラの整備事業への取り組みばかりがクローズアップされてきましたが、ここ1~2年で流れは一気に変わりました。次世代高速通信「5G」サービスを目前に控えた2019年、通信の世界では一体何が起こっているのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は通信業界が狙う「ポスト・通信事業」への取り組みと戦略、そしてその目論見について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:旅人よ、プリペイドSIMはいかがですか?インバウンド向けサービスの需要急増に対処する通信業界の奮闘と戦略について考える【コラム】


急増するインバウンドへの通信サービスについて考えてみた!

今年1月、27年ぶりとなる新しい税が導入されました。出国税です。筆者は旅行でも仕事でも一切日本から出たことがないため、今のところ何の影響もない税制ですが、誰もが気軽に海外へ遊びに行く昨今、筆者のような人はもはや珍しい部類でしょう。

JATA(日本旅行業協会)の統計によれば、2017年の海外旅行者数は約1789万人、訪日外国人旅行者(インバウンド)数は約2869万人となっており、合計で約4658万人もの人々が日本から出国しています。出国税は1人あたり一律1000円となっており、海外旅行者やインバウンドの数は現在も増加し続けているため、その税収は年間で軽く500億円を超えるものになると予想されます。

出国税は観光立国を目指す日本がインバウンドのための施設や案内を整備するために使用されるそうですが、こういったインバウンド向けの施策で頭を悩ませているのは政府や航空・旅行業界ばかりではありません。通信業界もまた、急増するインバウンドへの対応をさまざまに模索しているのです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は通信業界におけるインバウンド向け施策について考察します。

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