AppleがiPhoneやiPadなど向けiOS 16.7.2とiPadOS 16.7.2をリリース! |
Appleは25日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」において前バージョン「iOS 16」や「iPadOS 16」の最新版「iOS 16.7.2(20H115)」および「iPadOS 16.7.2(20H115)」を提供開始したとお知らせしています。
対象機種はiOS 16やiPadOS 16の対応機種でiPhone 8以降およびiPhone SE(第2世代)以降、iPad(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad Pro(全モデル)の各製品にて無料で更新可能となっており、これらを利用しているすべての人が更新することを推奨しています。
なお、次の最新バージョン「iOS 17」や「iPadOS 17」も提供開始されているため、iOS 17やiPadOS 17の対象機種はiOS 17.1およびiPadOS 17.1またはiOS 16.7.2およびiPadOS 16.7.2を選んで更新できる一方、iOS 17の対象機種ではないiPhone XやiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPad(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第1世代)、9.7インチiPad ProはiOS 16.7.2やiPadOS 16.7.2が最新バージョンとなります。
変更点は重要なセキュリティーアップデートが含まれているとしており、iOS 17.1やiPadOS 17.1にも含まれている脆弱性も含まれているものの、CVEに登録されている脆弱性としてはiOS 17.1およびiPadOS 17.1では21個が修正されていますが、iOS 16.7.2およびiPadOS 16.7.2では17個となっています。また同社ではこのうちのいくつかの脆弱性が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識していると説明しています。
その他、すでに紹介しているように同時にiOSおよびiPadOSは最新バージョンのiOS 17.1およびiPadOS 17.1がリリースされているほか、さらに古いiPhoneやiPad向けにセキュリティーアップデートを行う「iOS 15.8」および「iPadOS 15.8」、スマートウォッチ「Apple Watch」向け「watchOS 10.1」、パソコン「Mac」向け「macOS 14.1 Sonoma」、スマートテレビ「Apple TV」向け「tvOS 17.1」なども配信開始しています。
続きを読む