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秋吉 健のArcaic Singularity:コンテンツは誰のものか。犯罪を原因とした突然の配信停止・削除からオンライン配信サービス全盛時代に潜むリスクを考える【コラム】


ストリーミング配信サービスのリスクについて考えてみた!

筆者は無類の音楽好きです。古いタイプの人間なのでCDを何百枚も所有し、お気に入りの曲をPCでリッピングしてはiTunesへ溜め込み、今では5000曲ほどがiTunesに入っています。アートワークもiTunesで検索しては貼り付け、その膨大なコレクションを眺めて楽しむコレクターでもあります。

そんな筆者の音楽コレクションには、ぽっかりと穴が空いたようにアートワークが貼られていないアルバムがいくつかあります。ASKA(飛鳥 涼)氏の楽曲です。彼はかつて覚せい剤を使用した罪で逮捕され、その際に楽曲を配信していたAppleが自主規制として楽曲やアートワークの配信を止めたため、PCを新調した際にダウンロードしたはずのアートワークも消えてしまったのです。

あれから数年。彼の曲はストアにも復活し、同時にアートワークも復活したはずなのですが、何の不具合なのか幾つかのアルバムでは未だにダウンロードできずにいます。

ネット上で適当に画像検索したり、自前のCDジャケットからスキャンして手作業で貼り付けることは容易なのですが、「歌手が犯罪を犯すとその作品まで世界から抹消される」という事実を忘れないために、敢えてアートワークは空白のままにしています。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は音楽や創作物と犯罪、そしてストリーミング配信の時代に潜むリスクについて考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:Google STADIAが夢見るゲーム世界とは。クラウドゲーミングサービスの魅力と課題、そして未来について考える【コラム】


Google STADIAからクラウドゲーミングの課題と未来について考えてみた!

米国Googleは20日(現地時間19日)、新たなクラウドゲーミングプラットフォーム「STADIA」(ステイディア)を発表しました。サービス提供地域は当初アメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパが予定されており、残念ながら日本での提供は現在のところ未定となっています。

クラウドゲーミング(クラウドゲーム)とは、クラウド上にあるゲーミングサーバーでゲームを動かし、その映像のみをユーザーが所有するPCやタブレット、スマートフォン(スマホ)といったモニターデバイスへ送信し、ユーザーはその映像を見ながら、あたかもローカルなゲーム機を動かしているかのようにキーボードやゲームパッドでゲームを操作するというものです。

クラウドゲーミングの最大のメリットは端末を選ばない点です。それがPCでもスマホでも、コントローラ(ゲームパッドやキーボード)などが接続できるディスプレイ付きのデバイスであれば、なんでも良いのです。そのため、本来スマホでは到底実現できないようなハイエンドCGを用いたPCゲームが遊べたり、デバイスをまたいでシームレスにゲームの続きが遊べたりします。

まるで夢のようなゲーム環境が突然降って湧いたかのように思われがちですが、実はクラウドゲーミングという手法はそれほど珍しくはありません。過去にいくつもの企業が挑戦し、そして失敗してきたのです。なぜクラウドゲーミングは失敗してきたのでしょうか。そしてGoogleのSTADIAは成功するのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はクラウドゲーミングの現状や課題、そして未来のゲーミング環境について考察します。


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