レノボのPCにマルウェアがプリイン!削除ツールも公開

Lenovo(レノボ)は19日(現地時間)、同社のWindows搭載パソコン(PC)およびタブレットの多くの機種にプリインストールされていたアプリ「Superfish」がセキュリティー上問題があるとし、対策方法などを発表しています。

また、同社は21日、Superfishの削除ツールを公開し、ウィルス駆除アプリなどを提供するMcAfeeおよびMicrosoftと連携した対策も開始したことを発表しています。

サードパーティーが開発したSuperfishが「オンラインショッピングを行なう際に興味がありそうな製品を見つける手助けをするソフト」としてプリインストールされていましたが、自己署名したルート証明書を使ってHTTPS(暗号化ページ)による通信を傍受し、オンラインショッピングやオンラインバンキングのパスワードなどが漏洩する脆弱性がありました。

プリインストールされていた機種はGおよびU、Y、Z、S、E、Flex、Miix、YOGAシリーズとなっており、同社と提携するLenovo NEC Holdings傘下のNECパーソナルコンピュータの製品も含まれません。

なお、対象機種であっても現時点(今年1月以降)ではプリインストールされておらず、機能を有効化するサーバー接続についても同月より停止しているとのこと。まずは対象機種であるかどうかを確認し、対象機種であった場合にはプリインストールされているか、されていた場合には削除するなどの対策を行ないましょう。

対象機種であっても当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」のライターであるえど氏によると自身のMiix 2 8にはプリインストールされていなかったことを報告しています。

続きを読む