ゲームがもたらす障害や依存症状について考えてみた!

みなさんはゲームをどのくらい遊ぶでしょうか。スマートフォン(スマホ)のゲームでも、家庭用のゲームでも構いません。1日にどのくらいゲームに触れているか計算してみたことがありますか?

筆者は自他ともに認めるコアゲーマーで、子どもの頃からゲームに夢中のまま何十年も遊び続けています。それはもはや暇つぶしのための娯楽の域ではなく、積極的に「投資」を行い膨大な知識を蓄え思想を構築していく「趣味」の領域として遊んでいます。

恥も外聞もなく書いてしまえば、筆者は1日に12時間近くもゲームに費やしている日があります。それはオンラインゲームであったり、スマホゲームであったり。フリーライターという不定期な仕事柄、取材や執筆の予定がない日にはひたすらゲームパッドを握りしめている日もあります。

そんな筆者にとって、とても耳の痛い話題が昨年末に報道されました。それは世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を疾病の一種として定義し国際疾病分類に盛り込む方針であると伝えたことです。筆者は憤慨するでも驚くでもなく「まあそうだろうなぁ」と諦めるようにそのニュースを流し見ていましたが、果たしてゲームは病気を引き起こす「害」なのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はそんなゲームによって引き起こされる障害や依存症状について考えてみます。

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