AppleがiPhoneなど向けiOS 14.5.1とiPadOS 14.5.1をリリース! |
Appleは3日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 14.5.1(18E212)」および「iPadOS 14.5.1(18E212)」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は重要なセキュリティーアップデートが含まれているとしており、中でも悪意を持って作成されたWebページを表示すると、任意のプログラムが実行される可能性があるWebKitの脆弱性「CVE-2021-30663」や「CVE-2021-30665」が修正されています。
なお、同社ではこれらの脆弱性を積極的に悪用した可能性のあるという報告があったことを認識しており、iOS 14.5.1およびiPadOS 14.5.1にすることでこれらの脆弱性が悪用された場合にメモリー破損やオーバーフローが起こされていた問題に対処したとしています。
また一部の利用者が以前に「設定」で「Appからのトラッキング要求を許可」を無効にしていた場合にその設定を有効に戻してもアプリからの要求が表示されないことがあるというアプリのトラッキングの透明性に関する問題が修正されているということです。
対象機種はiOS 14およびiPadOS 14の対象機種である最新の「iPhone SE(第2世代)」や「iPhone 12」シリーズを含むiPhone 6s以降およびiPod touch(第7世代)、iPad(第5世代)・iPad Air 2・iPad mini 4・iPad Pro以降で、各製品にて無料でアップデート可能です。その他にもiOS 12.5.3やiPadOS 12.5.3、watchOS 7.4.1もリリースされています。
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