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秋吉 健のArcaic Singularity:xRデバイスの理想と現実。アップルがHMD「Apple Vision Pro」で示した未来の可能性を考える【コラム】


Apple Vision Proが示した未来について考えてみた!

既報通り、Apple(アップル)は6日(日本時間)、開発者向けイベント「WWDC 2023」を開催し、ゴーグル型のxR(本記事では以下「MRデバイス」として解説する)対応ヘッドマウントディスプレイ(HMD)デバイス「Apple Vision Pro」を発表しました。

アップルがゴーグル型MRデバイスを発表するのは初であり、久々に「One more thing...」の言葉とともに発表された新製品ということもあって大きな注目を集めましたが、発表会最後にアメリカでの価格が3,499ドル(約50万円)ということを聞いて落胆したり苦笑した人も少なくなかったようです。

かくいう筆者は搭載されたセンサー類やチップセット(SoC)の豪華さに「これだけコストを掛けるなら作れて当然だ」と思いつつも、その未来には懐疑的だったりします。もちろんまだ触れてもいない人間の「お気持ち表明」でしかないため、実際に触れた人にしてみれば「バカを言っちゃいけない」と諭されるのがオチですが、それでもこの製品から先の未来がまだ不鮮明にしか見えないのです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はそんなApple Vision Proがめざす未来とその実現性について考察します。

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約76gの超軽量で130インチ相当の大画面が楽しめる!NTTドコモが12月に発売予定のARグラス「Nreal Air」を写真で紹介【レポート】


小型&軽量のARグラス「Nreal Air」を写真で紹介!

既報通り、NTTドコモは6日、オンラインにて「2021-2022冬春 新商品に関する記者説明会」を開催し、約76gの軽量・コンパクトなデザインが特長のNreal Ltd.製ARグラス「Nreal Air(エンリアル エアー)」を2021年12月に発売すると発表しました。詳細な発売日や価格は未定です。

xR技術には完全に仮想空間を創り上げるVRや、現実空間に仮想的に映像や画像を投影するAR、現実空間に仮想現実を統合表示するMRなどがありますが、本機はARやMRといった技術の一部を利用できる製品です。

最大の特徴は約76gという軽量設計で、一般的な眼鏡とほとんど変わらない使用感や可搬性となっており、デザインも一般的な眼鏡にかなり近いため、これまでのAR/MRグラスよりも違和感が少なくなりました。

今回、記者説明会後に都内にて開催されたメディア向けタッチ&トライ会場にてNreal Airの実機に触れる機会を得ましたので、写真とともにご紹介します。

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東京ゲームショウ2021:広島市立大学とMovereがケーブル類や装置などを身に付ける必要がない「VR用歩行装置 Crus」を展示【レポート】


広島市立大学×Movereの展示「VR用歩行装置 Crus」を紹介!

千葉県・幕張メッセにて2021年9月30日(木)から10月3日(日)までの4日間に渡ってゲームとその関連製品やサービスなどを扱う企業が集結する国内最大の展示会「東京ゲームショウ2021(TGS 2021)」(主催:コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP)が開催されました。

毎年この時期に開催される東京ゲームショウですが、昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響でオンライン開催のみとなっていたため、今年はオンライン開催に加え、2年ぶりのリアル会場での開催となりました。

とはいえ、リアル会場はプレス関係者と、主催より招待されたインフルエンサー(ゲーム実況・ストリーマーやゲーム好きタレント・芸人など)のみが入場可能となりました。そんな東京ゲームショウ2021のリアル会場に筆者も足を運べたので、その中から気になったブースを紹介したいと思います。

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秋吉 健のArcaic Singularity:現実世界と仮想空間の最前線!2020年最新のxR事情について各社の取り組みやデバイス・技術の進化から考察する【コラム】


2020年の最新xR事情を追いかけてみた!

筆者は1月22日、NTTドコモの通信関連技術の展示会「DOCOMO Open House 2020」を取材するため、東京ビッグサイトにいました。会場では今年春から日本でも各移動体通信事業者(MNO)によって本サービスが開始される、第5世代通信システム「5G」に関連した展示が数多く行われ、5Gを使ったB2Bソリューションや技術展示が行われる中、筆者はひたすら1つのテーマを追いかけてブースを走り回っていました。それは「xR」技術です。

本連載でも過去に取り上げたことのあるxRですが、まだまだ一般には浸透しきっていない技術分野です。xRとは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)、SR(代替現実)、そしてMR(複合現実)などを総称する際に用いられる名称です。

みなさんもARやVRあたりは聞き馴染みがあるかもしれません。例えば2016年のサービス開始以来、今でも根強い人気を誇るスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」は、AR技術を使ったゲームとして空前のARアプリブームを巻き起こしました。

DOCOMO Open House 2020では、5Gの優位性をアピールするための手段としてxR技術を用いていましたが、具体的にはどういった点で5Gとの親和性があるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はxR技術の最新情報を中心に、xRサービス実用化の可能性などについて考察します。

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KDDIが16台のカメラでスポーツクライミングの自由視点映像を配信!auが取り組むVRなどを含めた次世代のライブ中継の裏側を写真と動画で解説【レポート】


自由視点映像で新たなスポーツ観戦の楽しみ方を提案!

KDDIがスポーツクライミングの祭典「ADIDAS ROCKSTARS TOKYO 2018」を「auサービスTOP」および運動通信社と共同運営する「スポーツブル」にて8月5日にライブ配信を行った。

今回の配信において「ROCKSTARS 決勝」と「ROCKSTARS SUPER FINAL」では、通常のライブ中継の映像のほかに会場に設置した16台のカメラの映像を切り替えて視聴可能な自由視点リプレイ映像の配信も実施。

自由視点映像は、視聴者がカメラの向きを変えているかのような体験ができるもので、カメラ間の映像を合成しながら、選手が挑む壁を様々な角度から視聴することができる。

正面からの映像だけではただの壁に見えるが、カメラの角度を変えると壁が手前に反り返っており、選手は手や足を乗せただけでは挑めない難易度が高いコースであることがわかる。

今回は、KDDIがVRなどを含めて取り組む自由視点による映像配信について紹介していく。

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