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秋吉 健のArcaic Singularity:すべての人々に適正価格を!モバイルリテラシーに左右されない通信料金プランを提案できる未来を考える【コラム】


モバイル通信の料金プランが未だに抱える問題について考えてみた!

都内で5年ぶりに仮想移動体通信事業者(MVNO)に関するディスカッションイベント「第8回MVNO勉強会」(主催:MMD研究所)が4月6日に開催されました。勉強会ではイオンモバイルやmineo、NUROモバイルといったMVNO大手各社の代表が集い、MVNOの現状と今後についての熱い議論が交わされました。

ディスカッションの内容はとても熱く、各社の取り組みや現在のMVNOが抱えている問題点などを語り合う場となっていましたが、筆者の興味を最も引いたのはその議論の中心からは少し逸れた「契約している通信料金プランと実際に利用しているデータ容量」についての統計データでした。

統計データは人々の何を映していたのでしょうか。またそこから得られる知見とは一体どのようなものなのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は通信料金とデータ容量から見える「これからのモバイル通信業界が解決すべき課題」について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:こんなこともあろうかと!KDDIとソフトバンクが提供を発表したデュアルSIMサービスについて考える【コラム】


KDDIとソフトバンクのデュアルSIMサービスについて考えてみた!

既報通り、KDDIおよびソフトバンクは2日、1台のスマートフォン(スマホ)に2つの通信回線契約を登録できる「デュアルSIM」機能を活用した新たな通信料金プラン(サービス)の提供を2023年3月下旬以降より開始すると発表しました。

スマホや通信の仕組みに多少詳しい人であればデュアルSIM機能については説明不要だと思いますが、それ故に「どうしてユーザーが設定できることを通信キャリアが行うんだ?」や「ただの設定サービスなのか?」と不思議に思った人もいるかも知れません。

KDDIとソフトバンクが今回発表した内容は簡単にまとめると「災害や事故などで自社通信網を使えなくなった場合に他社通信網を使って通信環境を維持するための緊急回線用SIMを提供する」(平時も利用可能)というものです。

強靭な自社通信網を持つ大手移動体通信事業者(MNO)がなぜこのような施策を発表したのでしょうか。またその背景には何があるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はKDDIとソフトバンクによるデュアルSIMサービス提供について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:下がったはずの通信料金が再び上昇!?2022年に暗躍したモバイル通信費増加の真の黒幕をデータの裏側から暴く【コラム】


2022年のモバイル通信費について考えてみた!

筆者はスマートフォン(スマホ)関連のメタデータとしてここ数年で特に注目しているものがあります。それはモバイル通信費です。厳密に言えば、人々が通信キャリアへ支払っている、スマホでの通話料や通信料、そして端末代金などの合計としての月額料金です。

当然ながら、その数字にこだわり始めたきっかけは2018年頃からはじまった通信料金値下げ議論と2020年のahamoショック、そして2021年の値下げ戦争です。今年は特に大きな動きはなかったものの、楽天が0円スタートのプランを廃止(変更)するなど、再び通信料金が値上がりを始めるのではないかという空気感も生まれ始めています。

市井の人々の通信料金の「今」はどうなっているのでしょうか。ahamoショックや値下げ戦争以外に通信費に影響を及ぼしたものはあったのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は人々のモバイル通信費の「今」を追いかけます。

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KDDI、オンライン専用プラン「povo2.0」の期間限定トッピング「データ追加3GB(90日間)」を来年1月10日まで延長提供!価格は1280円


povo2.0における限定データトッピング「3GB(90日間)」の提供期間が延長!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は22日、オンライン専用の料金プランとして提供している携帯電話サービス「povo2.0」( https://povo.jp/ )において提供している期間限定のデータトッピング「データ追加3GB(90日間)」の提供期間を2023年1月10日(火)まで延長するとお知らせしています。

データ追加3GB(90日間)は2022年10月31日(月)9:00より提供されており、当初は2022年11月30日(水)23:59までとなっていましたが、好評となっているので提供期間を延長することにしたということです。価格(金額はすべて税込)はこれまでと同じ1,280円のまま。

これにより、1カ月当たり427円となるため、初めてpovo2.0を利用する場合も購入しやすいトッピングとなっており、高速データ通信容量も3カ月で合計3GBと、月当たり平均で1GBが使えるため、ライトユースに適した使い方に適しています。

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秋吉 健のArcaic Singularity:ahamoショックが起こしたパラダイムシフトは人々を幸せにできたのか。携帯電話料金値下げ戦争のその後を読み解く【コラム】


MNO各社の低料金プランの契約状況について考えてみた!

みなさんはNTTドコモのahamo(アハモ)やKDDIのpovo2.0(ポヴォ・ニーテンゼロ)といった、移動体通信事業者(MNO)の新料金プラン(低料金プラン)を利用しているでしょうか。筆者は先日、世間一般のトレンドから2~3周遅れるようにしてようやくahamoとpovo2.0の2つを契約しました。

いずれもメイン端末であるiPhone 14で契約し、主回線としてahamoを、副回線(緊急用回線)としてpovo2.0を運用しています。

オリンピックとコロナ禍のダブルパンチにより現地取材が激減していた筆者は、2020年以降ずっと自宅や取材先でのWi-Fi利用がメインで、NTTドコモのギガライトの契約のみでも十分となっていました。

しかしコロナ禍の落ち着きや企業による現地取材の復調、さらに展示会などの復活によってモバイル通信を使う機会がかなり増えてきたため、ようやく重い腰を上げて契約を変更・追加したのです。昨今NTTドコモやKDDIが起こした大規模障害の件も、2回線契約するきっかけとなっています(ほかにもMVNOを契約しているので現在は3回線持ちに)。

今年は筆者のように、仕事の増加や非常時用の副回線として安価な新料金プランに変更したり追加契約した人も多いのではないでしょうか。iPhoneやPixelなど、新型のスマートフォン(スマホ)も発売され、良い機会だと料金プランの見直しをした人もいるでしょう。

MNO各社の新料金プランは今どの程度使われているのでしょうか。そして人々はどの程度満足しているでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は新料金プランの内訳や通信各社の用意する低料金プランの利用状況について考察します。

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