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MWC 2015に見る大手スマホメーカーの2014年春戦略を総括!日本でiPhoneのAppleに攻勢をかけるのは?【山根康宏の“世界のモバイル”】


SamsungやSonyなどの大手メーカーのMWC 2015に見る今後の戦略とは!?

スペイン・バルセロナにて2015年3月2〜5日に開催された世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」では大手メーカーからこの春向けの新製品がまとめて発表された。

多くの新製品はグローバル向けや欧州向けという位置付けだが、毎年、これらの中から日本でも発売される機種が出ており、日本でも注目しておきたい。そこで、今回はサムスン電子(以下、Samsung)やソニー(Sony)などの各社のこの春、そして夏以降の戦略を見ていこう。

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スペック一新の「ZenFone 2」と「Pegasus」で世界市場を攻めるASUSーーPCメーカーらしい低価格と多数モデルで展開【山根康宏の“世界のモバイル”】


各国でヒットを飛ばしたZenFoneの後継モデル「ZenFone 2」が登場!

昨年は「ZenFone 5」が日本を含めた販売各国でヒット商品となったASUSTeK Computer(以下、ASUS)。2015年はラインナップを一新し、新製品でさらなるシェア拡大を目論んでいる。今月発表された新型の「ZenFone」シリーズはパソコン(PC)メーカーらしく多数の仕様のバリエーションモデルを展開、そして、さらなる低価格モデルとして新興市場向けの「Pegasus」も投入し、スマートフォン(スマホ)市場での地位を着々と高めようとしている。

ZenFoneシリーズは従来からのASUSのスマホ製品とは一線を画する低価格かつ高性能なラインナップとして2014年1月に開催された「CES 2014」で発表された。Intel製チップセットを搭載した4インチ、5インチ、6インチの3モデルが用意され、このうち5インチモデルのZenFone 5は価格の手ごろ感と使いやすいサイズが瞬く間に大人気となった。

最初に販売された台湾では定価よりも高値で転売されるほどの注目製品となり、ASUSの予想を上回るほどの売れ行きとなり、一時は品切れ状態が続いたほどだ。

その後は各国での展開も始まり、Qualcommチップを搭載した「ZenFone 5 LTE」も日本など先進国に積極的に投入された。一方フィリピンなど新興国にはディスプレイ解像度をqHD(960×540ピクセル)に落とした「ZenFone 5 Lite」も投入されるなど、ZenFoneファミリーは着々と製品バリエーションを増やしていった。

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2015年はレノボのスマホに大注目!世界シェア3位を抜け出し上位のSamsungとAppleを狙う【山根康宏の“世界のモバイル”】


2015年はLenovoのスマホに大注目!

2014年の世界のスマートフォン(スマホ)市場は上位2社(SamsungApple)がシェアを減らし、3位以下のメーカーが存在感を高めた年だった。急成長を遂げたXiaomi(シャオミ、小米科技)、着々とラインナップを増やすHuawei(ファーウェイ、華為技術)など中国メーカーの勢いは2015年も続きそうだ。

その中でも一歩抜け出そうとしているのがLenovo(レノボ、联想集团)である。PCの世界では今や堂々の世界シェア1位になっているLenovoだが、次のターゲットはスマホの販売数拡大であり、シェア3位グループから抜け出し、2位そして1位の座を虎視眈々と狙っている。

Lenovoの決算報告によると、スマホの出荷先は今や45カ国に広がっている。2014年第2四半期のスマホの出荷台数は前年比で約4割も伸びており、堅調な中国はもとより中国外でも成長は著しい。例えば、東南アジアとロシアでは前年比400%、4倍もの出荷数となった。インドでも120%増加、ラテンアメリカとEMEA(ヨーロッパ中東アフリカ)でも150%増と好調な動きを示している。

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激戦の中国スマホ市場!あのシャオミを超えた低価格ハイスペックスマホ「Meizu MX4 Pro」が登場【山根康宏の“世界のモバイル”】


最強スペックのスマホ「Meizu MX4 Pro」が登場!

年々中国メーカーの存在感が高まっている世界のスマートフォン(スマホ)市場。2014年第3四半期には中国の新興メーカー「Xiaomi」(小米科技、シャオミ)がついに世界シェア3位にまで上り詰めた。このXiaomiの名前は最近日本でもよく目にするようになっているが、Xiaomiの躍進の秘密のひとつは「大手メーカーと同等スペックで半額以下の価格」と言われるフラッグシップモデル「Mi」シリーズの存在だ。

だが、Xiaomiも今や低価格な「RedMi」(紅米)シリーズの製品を増やしており、アジアや新興国ではこのRedMiシリーズがよく売れている。Xiaomiをけん引しているのは今やRedMiシリーズであり、2万円を切る価格ながらも必要十分なスペックを備えるなど、一般コンシューマー層にとっても魅力的な製品になっている。

ところが今、中国のスマホマニアやギークが注目している製品はXiaomiではない。Xiaomiの最新のフラッグシップモデルは2014年7月に発表した「Mi4」だが、それを上回るスペックで価格も低いモデルが登場したからだ。それが「Meizu」(魅族、メイズ)の「MX4」シリーズである。今回の連載「世界のモバイル」ではこのMX4を紹介する。

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日本での発売にも期待!シャオミの「1千円ウェアラブル端末」がライフログ市場を変える【山根康宏の“世界のモバイル”】


ウェアラブル端末市場に価格破壊を引き起こすシャオミ

中国の新興メーカーであるシャオミ(Xiaomi、小米)は22日、新型フラッグシップスマートフォン「Xiaomi Mi4」を発表した。

中国をはじめとして、すでにシャオミのスマートフォンが販売されているアジア各国でもこのMi4は大きな話題となっており、また欧米各国でも多くのメディアが取り上げるなど、Mi4の販売が始まれば世界中から注目を浴びることは間違いなさそうだ。

Mi4の販売スケジュールは7月末にW-CDMA版、8月にCDMA2000版、9月にTD-LTE版そして年末にFDD-LTE版の順になっている。

一方、このシャオミの発表会ではMi4に大きな注目が集まっているが、実はシャオミからさらなる戦略的な製品が発表されている。それがリストバンド型のウェアラブル端末「Mi Band」だ。

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