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NTTドコモがケーブルに置くだけで通信エリアを構築できるアンテナを開発!5Gミリ波や6Gなどの高周波数帯のきめ細かな通信エリア構築を可能に


誘電体導波路にプラスチック小片を接触させると電波が漏洩する物理現象を利用!

NTTドコモは17日、ケーブルの近くに置くだけでその周辺に通信エリアを構築できるアンテナを世界で初めて開発し、60GHz帯での実証実験に成功したと発表しています。同社ではオンラインイベント「docomo Open House’22」( https://openhouse.docomo.ne.jp/ )にて同アンテナを紹介しています。

同社では2022年度上期からは5Gサービスで利用している28GHz帯(ミリ波)での同アンテナによる通信エリア構築の検証を開始し、実用化をめざすとし、今後も柔軟で効率的に高周波数帯の通信エリアを構築できるエリア化ツールの開発を通して5Gの利用シーンの拡大と6Gに向けた研究開発を推進していくとしています。

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NTTドコモとAGCがメタサーフェス技術で窓ガラスの電波レンズ化に世界で初めて成功!屋外から屋内へ効率的にミリ波などの高周波数帯を誘導


メタサーフェス技術で窓ガラスの電波レンズ化が世界初成功!

NTTドコモとAGC(以下、AGC)は26日、第5世代移動通信方式のさらなる高度化(以下、5G evolution)と第6世代移動通信方式(6G)に向けてメタサーフェス技術によってミリ波帯(28GHz帯)の電波を屋外から屋内に効率的に誘導する「メタサーフェスレンズ」のプロトタイプを開発したと発表しています。

同社では2020年12月18日にドコモR&Dセンタにてメタサーフェスレンズを用いることで窓ガラスを通るミリ波を屋内の特定の場所に集め、屋内での受信電力を向上させる実証実験に世界で初めて成功したということです。

これまでNTTドコモとAGCはミリ波帯の柔軟なエリア構築に向けて透明で景観に影響を与えない透明メタサーフェス技術を検討してきましたが、今回開発したメタサーフェスレンズはNTTドコモのメタサーフェス設計技術とAGCのガラス電波透過構造設計技術・微細加工技術により実現したとのこと。

なお、この実証実験で使用したメタサーフェスレンズは、NTTドコモが2021年2月4日(木)から2月7日(日)までオンラインで開催するのイベント「docomo Open House 2021」で詳しく紹介されるということです。

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NTTドコモ、誘電体導波路を利用したプラスチックでケーブルをつまむだけのアンテナを世界初開発!ミリ波などの高周波数帯でエリア構築に活用


ケーブルをつまむだけのアンテナが開発!2021年度上期に5Gのミリ波で検証を開始

NTTドコモは20日、ケーブルをプラスチック小片でつまむだけで通信エリアを構築できるアンテナを世界で初めて開発したと発表しています。また合わせてこのアンテナを用いて60GHz帯域での実証実験に成功したということです。

開発の背景には現在、5Gサービスで利用している28GHz帯(ミリ波)に加え、今後、6Gに向けて開拓を進めているさらなる高周波数帯の電波は直進性が強いため、基地局から見通せない場所や周囲を障害物で囲まれた場所の通信エリア化が課題となります。

そうしたことから今回開発したアンテナを活用することで、5G以降で利用される高周波数帯の安定した通信エリアをきめ細かく構築することが可能になり、人や機材が遮蔽物となりえる工場やオフィスでのレイアウトフリー化など、高周波数帯の電波を活用した利用シーンを拡大できるとしています。

なお、このアンテナについてはオンラインにて2021年2月4日(木)~7日(日)に開催される「docomo Open House 2021」にて公開予定となっており、同社では2021年度上期から5Gサービスで利用しているミリ波でのこのアンテナによる通信エリア構築の検証を開始し、実用化をめざします。

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第11回 Japan IT Week 秋:DXアンテナ、5Gネットワークに対応したネットワーク中継機器「5Gミリ波リピーター」を参考出展【レポート】


届きにくい室内への5Gネットワークを補助する中継端末がDXアンテナから登場!

千葉県・幕張メッセにて2020年10月28日(火)から30日(金)の3日間に渡ってITおよび通信関連技術全般を扱う企業が一堂に会する国内最大級の複合展示会「第11回 Japan IT Week 秋」が開催されています。

関東地区で開催されるJapan IT Weekは通常、これまでは春(東京ビッグサイト)と秋(幕張メッセ)の年2回開催されてきましたが、今年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響によって5月に開催予定だった春のJapan IT Weekが中止となり、関東地区での開催としては実に約1年ぶりとなりました。

久しぶりのイベント開催ということで筆者もさっそく取材へ行ってきましたので、数回に渡ってのレポートをお送りしようと思います。まずは主にテレビ用アンテナなどで有名なDXアンテナが5Gネットワークに対応した中継機「5Gミリ波リピーター」を展示していたので紹介しようと思います。

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秋吉 健のArcaic Singularity:5Gは2つの顔を持っている! 「Sub6」と「ミリ波」という2つの周波数帯について詳しく解説【コラム】


5GスマホのSub6とミリ波について考えてみた!

みなさんは5Gスマホを購入しましたか? 先週、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクといった移動体通信事業者(MNO)が、相次いで5G通信サービスをスタートさせました。5G対応スマートフォン(スマホ)も各社が数多くラインナップし、XperiaやAQUOS、Galaxyといったお馴染みのブランドが一斉に登場しています。

本媒体でもこれらの5G対応スマホのスペックなどを紹介していますが、そのスペックを見ていて気になった方もいるのではないでしょうか。それは「Sub6」や「ミリ波」といった表記です。4G時代のスマホでは存在しなかったスペック表記だけに、何を意味するのか分からなかった人もいるのではないでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は、そんな5G対応スマホの新たな指標となる「Sub6」や「ミリ波」について詳しく解説します。

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