道具のデザインについて考えてみた!

NTTドコモが都内にて3月19日から27日までの9日間に渡って少々変わった展示会を開催しました。展示会の名称は「少し先の未来を想像するデザイン『想像する余白』展」。

なんとも漠然とした印象の展示会名ですが、実際に展示されていたものも非常に「抽象的かつ直感的ではないもの」でした。

それは決して悪い意味ではなく「まったくもって素晴らしく良い意味で」です。都心にありながらその喧騒から少し遠く離れた東京ミッドタウンの小さなギャラリースペースには何が展示され、何を伝えようとしていたのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はドコモが考えるデザインの在り方とともに、「インダストリアルデザインよりも前のデザイン」を考察します。

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