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クラウドゲーミング

秋吉 健のArcaic Singularity:理想と現実。Googleの「STADIA」が直面した課題と戦略転換からクラウドゲーミング技術の未来を考察する【コラム】


クラウドゲーミングの未来について考えてみた!

Googleは2月1日、クラウドゲーミングプラットフォーム「STADIA」専用のゲーム開発スタジオ「Stadia Games & Entertainment」(SG&E)の解散(閉鎖)を発表しました。日本ではまだサービスすら開始されていないSTADIAですが、このニュースは「始まる前に終わってしまった」と、日本のゲーマーから大きく落胆される結果となりました。

ゲーマーコミュニティを中心としたネット界隈では「クラウドゲーミングはやっぱり上手く行かないんだ」、「Googleでもダメならどこがやってもダメだろう」などといった悲観論が大勢を占めていたように思われますが、果たして本当にクラウドゲーミングの未来は暗いのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はSTADIAの課題や可能性から、クラウドゲーミングの未来について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:ついに開かれたクラウドゲーミングの扉。Geforce NOWがめざす理想は実現できたのか?現状と課題を考える【コラム】


Geforce NOWからクラウドゲーミングの現在について考えてみた!

ソフトバンクとNVIDIAの協業によるクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank(以下、Geforce NOW)」( https://cloudgaming.mb.softbank.jp/ )が日本でも正式に6月10日よりスタートしました。筆者も遅ればせながら先週から利用を開始しており、現在そのプレイ感覚やどの程度遊べるのかを検証しているところです。

正直なところ、筆者はクラウドゲーミングという手法にどちらかと言えば否定的です。それは趣味として日々ゲームに数時間割き続けるコアゲーマーとして画質や遅延に不安を感じるからですが、そういった視点は時に正確な判断を曇らせます。

何を評価するにもまずは触ってみなくてはという思いから始めてみたGeforce NOWですが、実際に触れてみた感想や評価は思いのほか内容の濃いものでした。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はGeforce NOWに実際に触れて分かったことや、クラウドゲーミングが持つ可能性と課題について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:霧の向こうのゲーム体験。リモートコンピューティング技術を活用した「フォグゲーミング」の可能性について考える【コラム】


フォグゲーミングについて考えてみた!

先週発売のゲーム雑誌『週刊ファミ通(2020年6月18日号)』に、セガがフォグコンピューティングを活用したゲームシステム「フォグゲーミング」を研究しているという情報が掲載されていました。

フォグゲーミングやフォグコンピューティングといった言葉は、まだ多くの人が聞き慣れないのではないかと思います。これはいわゆるリモートコンピューティングの1つであり、遠隔地にある演算装置(≒コンピューター)を手元の端末によって操作するシステムや仕組みの1つです。

なぜゲーム会社がそのようなリモートコンピューティングシステムを研究しているのでしょうか。またその仕組みにはどのようなメリットがあるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はフォグゲーミングおよびフォグコンピューティングの可能性について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:Google STADIAが夢見るゲーム世界とは。クラウドゲーミングサービスの魅力と課題、そして未来について考える【コラム】


Google STADIAからクラウドゲーミングの課題と未来について考えてみた!

米国Googleは20日(現地時間19日)、新たなクラウドゲーミングプラットフォーム「STADIA」(ステイディア)を発表しました。サービス提供地域は当初アメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパが予定されており、残念ながら日本での提供は現在のところ未定となっています。

クラウドゲーミング(クラウドゲーム)とは、クラウド上にあるゲーミングサーバーでゲームを動かし、その映像のみをユーザーが所有するPCやタブレット、スマートフォン(スマホ)といったモニターデバイスへ送信し、ユーザーはその映像を見ながら、あたかもローカルなゲーム機を動かしているかのようにキーボードやゲームパッドでゲームを操作するというものです。

クラウドゲーミングの最大のメリットは端末を選ばない点です。それがPCでもスマホでも、コントローラ(ゲームパッドやキーボード)などが接続できるディスプレイ付きのデバイスであれば、なんでも良いのです。そのため、本来スマホでは到底実現できないようなハイエンドCGを用いたPCゲームが遊べたり、デバイスをまたいでシームレスにゲームの続きが遊べたりします。

まるで夢のようなゲーム環境が突然降って湧いたかのように思われがちですが、実はクラウドゲーミングという手法はそれほど珍しくはありません。過去にいくつもの企業が挑戦し、そして失敗してきたのです。なぜクラウドゲーミングは失敗してきたのでしょうか。そしてGoogleのSTADIAは成功するのでしょうか。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はクラウドゲーミングの現状や課題、そして未来のゲーミング環境について考察します。


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東京ゲームショウ2013:「艦これ」などのPCオンリーゲームを持ち出して遊ぼうぜ!日本AMDブースにてクラウドゲーミングのソリューションを展示【レポート】

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艦これだってモバイルで遊べちゃう!

千葉・幕張メッセにおいて19日(水)から22日(土)まで「東京ゲームショウ 2013(TGS 2013)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)が開催されています。

本記事では、クラウドゲーミングを処理するための縁の下の力持ち、クラウドゲーミングのサーバー向けの法人用グラフィックスボード「Radeon Sky」が日本AMDブースにて展示されていたので紹介します。

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