モバイル通信の料金プランが未だに抱える問題について考えてみた!

都内で5年ぶりに仮想移動体通信事業者(MVNO)に関するディスカッションイベント「第8回MVNO勉強会」(主催:MMD研究所)が4月6日に開催されました。勉強会ではイオンモバイルやmineo、NUROモバイルといったMVNO大手各社の代表が集い、MVNOの現状と今後についての熱い議論が交わされました。

ディスカッションの内容はとても熱く、各社の取り組みや現在のMVNOが抱えている問題点などを語り合う場となっていましたが、筆者の興味を最も引いたのはその議論の中心からは少し逸れた「契約している通信料金プランと実際に利用しているデータ容量」についての統計データでした。

統計データは人々の何を映していたのでしょうか。またそこから得られる知見とは一体どのようなものなのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は通信料金とデータ容量から見える「これからのモバイル通信業界が解決すべき課題」について考察します。

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