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2020年のスマホゲームについて振り返ってみた! |
みなさんは今年、スマートフォン(スマホ)ゲームを遊ぶ機会が増えたのではないでしょうか。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の問題(以下、コロナ禍)が発生してから私たちの仕事や生活はその根本から変わってしまい、テレワークやオンライン授業の導入によって自宅で過ごす時間が増えました。
それによって得られたものは「暇な時間」です。通勤通学やその支度に使う時間が削減され、時間配分も自分の自由が効くようになり、その余った時間を趣味や娯楽に利用できるようになったのです。災い転じて福となす……とまでは言えませんが、見方によっては良い流れとも言えます。
そのような背景から、2020年はスマホゲームが最も手軽でちょうど良い暇つぶしとして大きく需要が伸びました(もちろん家庭用ゲームの需要も大きく成長しました)。しかしながら、その需要増の裏側や現在のスマホ事情を見てみると、手放しに喜べる内容ではないことが見えてきます。
スマホゲームの「今」はどうなっていて、何が問題なのでしょうか。また、2021年以降のスマホゲーム市場はどのようになっていくのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はスマホゲームの現在と近い未来について考察します。
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