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プライバシー

Android向けアプリの安全性確保のためにアプリ配信マーケット「Google Pay ストア」にデータ セーフティ セクションを表示開始


Google Play ストアにて「データ セーフティ セクション」が順次表示!

Googleは26日(現地時間)、同社では安心して最新のAndroidアプリを楽しめるようにアプリ配信マーケット「Google Play ストア」の安全性の維持に努めており、新たにGoogle Play ストアにて「データ セーフティ セクション」を追加して利用者向けに順次表示するとお知らせしています。

これにより、アプリ開発者はGoogle Play ストアのデータ セーフティ セクションでアプリがユーザーデータをどのように収集、共有、保護するかなどについての情報を2022年7月20日(水)までに提供する必要があります。

またアプリの機能更新やデータの取り扱い方法を変更した場合も情報の更新が必要になるため、アプリのデータ セーフティ セクションには最新の情報が表示されます。データ セーフティ セクションはGoogle Play ストアにおける各アプリページの概要の下に「データ プライバシー&セキュリティー」として表示されます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:Appleよ、お前もか?Appleが導入を予定しているNeuralHash技術から現代のプライバシー問題を考える【コラム】


AppleのNeuralHash技術について考えてみた!

先日、Appleに関するニュースがIT界隈を騒然とさせました。新しいiPhoneやiPadが発表されたわけではありません。それは「AppleがiOS 15にiPhone内の画像を検閲する機能を導入する」といった内容でした。

ニュースタイトルを見た瞬間にはにわかに信じがたく「どうせセンセーショナルなタイトルでPVを稼ぎたいだけだろう」とライター特有の穿った気持ちで記事を読んでみれば、内容はほぼ上記のままで、Appleが米国内における子どもへの性的虐待などを防止する目的として、iPhoneなどの端末内の児童ポルノ画像を自動検出するAI技術「NeuralHash」を実用化するというものでした。

結論から言えばこれには若干の語弊があり、iPhone内の画像をiCloud上へアップロード(同期)しようとした際にチェック機能が働き、米国の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)が管理(確認)している児童ポルノ画像などと合致した場合にカウントされ、そのカウントが一定の閾値を越えた場合にApple内部の人間による確認を得た上でアカウントの停止やNCMECへの報告が成される、というものでした(詳細は後述)。

いわゆる「端末内のすべての画像を監視する」といった極端なシステムではなかったとは言え、これまでAppleは個人のプライバシーを最優先する方針を貫いてきただけに、このような手法を取ってきたことはかなりの衝撃でした。

Appleはなぜ多くの人々から非難されるほどに一歩踏み込んだ「検閲」を行うのでしょうか。そしてそれはテクノロジーの使い方として正しいのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はAppleによるNeuralHash技術の実装とプライバシーの問題について考察します。

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Google、Webブラウザー「Chrome」のプライバシー機能を強化!カメラやマイク、位置情報のアクセス許可を素早く確認・変更できるサイトコントロールなどが追加


Webブラウザーアプリ「Google Chrome」のプライバシー&セキュリティーが強化!順次新機能が提供

Googleは20日(現地時間)、同社が開発・提供しているWebブラウザー「Chrome」において主に3つのプライバシーおよびセキュリティーに関する新機能を追加してより安全・安心にWebページの閲覧がしやすくなるとお知らせしています。各機能ごとに今後数週間のうちにAndroidやWindows、macOS、Linux、Chrom eOSのChromeにて順次追加されるとのこと。

まず1つめはWebサイトごとにカメラやマイク、位置情報へのアクセス許可が確認できる「サイトコントロールインターフェイス」の追加、次にアドレスバーに特定の文字列を入力して実行できる「Chromeアクション」に安全性チェックなどが追加、最後に悪意のあるWebサイトから保護するセキュリティー機能「サイトアイソレーション」の拡張となっています。

同社ではこれらのChromeの新機能によってプライバシーやセキュリティーがより便利でアクセスしやすく強化されるだけでなく、情報に基づいた意思決定をより迅速に行うことができ、画像処理の改善などによってフィッシング検出が50倍高速になることから電池の消耗が少なくバッテリーも節約できるようになるとしています。

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Google、アカウントに保存された検索履歴の管理機能を強化!直近15分間をワンボタンで削除や保存期間の選択、閲覧のための追加認証など


Googleが検索履歴のセキュリティーとプライバシーの機能を強化!

Googleは15日(現地時間)、Googleアカウントでは「Google 検索」( https://www.google.com/ )などを利用すると検索履歴がアカウントに保存されますが、新たに過去のアクティビティ閲覧に対して追加認証を要求したり、15分前までの検索機歴をボタン1つでまとめて消去するなどのプライバシー保護機能の強化を発表しています。

まずは15分前までの検索履歴をまとめて削除できる機能はiOS向け「Googleアプリ」にて提供開始され、今後はAndroid向け「Googleアプリ」でも利用できるようになるとのこと。なお、検索履歴はGoogleアカウントにログインして「データとカスタマイズ」から「ウェブとアプリのアクティビティ」( https://myactivity.google.com/activitycontrols )をOFFにすることで保存しないようにできます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:防疫とプライバシーの境界線。新型コロナウイルス感染症対策でどのような情報が利用されるのか考察する【コラム】


感染症対策とプライバシー保護について考えてみた!

新型コロナウイルス感染症問題(コロナ禍)がくすぶり続けています。

5月26日に緊急事態宣言が全国で解除され、ようやく経済活動も再開できるかと思った矢先に、東京や福岡の病院などで週末を待たずに再びクラスター感染が確認され、終わりのない疫病の恐ろしさに改めて身を引き締めた人も少なくないのではないでしょうか。

そのような中で、感染を抑止するための対策も徐々に進みつつあります。26日に政府が公開した接触確認アプリに関する仕様書もまた、そのための「武器」の1つです。

ユーザーのスマートフォン(スマホ)に人との接触を記録するアプリを入れてもらい、万が一感染が確認された場合に接触者をトレースしやすくするだけではなく、アプリから適切な検査や治療方法へ誘導することが目的です。

しかし、こういった「利用者の行動を監視するアプリ」には、常にプライバシー保護との矛盾する問題が横たわります。個人情報を守りながらどこまで情報を開示していくのか。そしてその情報をどう取り扱うべきなのか。非常にセンシティブな問題です。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はコロナ禍とプライバシー保護の問題について考察します。

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