Googleがスマホなど向け次期プラットフォーム「Android N」の開発者向けプレビュー版を提供開始! |
Googleは9日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」の次期バージョン「Android N」における開発者向けプレビュー版「Android N Developer Preview」( http://developer.android.com/preview/ )で導入される予定の新機能やAPI、SDKなどを公開したとお知らせしています。
公開されたAndroid N Developer Preview 1(初リリースのα版)では、マルチウィンドウやデータ通信量低減、より多くの言語に対応したマルチロケール、Android TVにおける録画、通知での直接返信およびカスタム表示などに対応する強化された通知機能、そして、クイック設定タイルやOpenGL ES 3.2、ICU4JなどのAPIが導入予定であることが紹介されています。
今回提供されたAndroid Nの開発者向けプレビュー版は、Androidエミュレーターのほか、Nexus 6およびNexus 5X、Nexus 6P、Nexus 9、Nexus Player、Pixel CでテストするためのシステムイメージやSDKが含まれており、ビルド番号は「NPC56P」または「NPC56R」でx86とARM(32・64bit)がサポートされています。
プレビュー版を利用するには「Android Beta Program」( https://g.co/androidbeta )に登録してネットワーク経由によるソフトウェア更新(OTA)のほか、すでにファクトリーイメージも公開( http://developer.android.com/preview/download.html )されているので、手動で導入することも可能ですが、筆者が試した限りではAndroid Beta Programに登録してから比較的すぐにNexus 6PでOTAが利用できたのでそのほうが良さそうです。なお、今後に提供される予定の各プレビュー版についてもOTAで提供されるということです。
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