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オークション、フリマサービス・アプリについて考えてみた! |
突然ですが、筆者は4月に新しいパソコン(PC)を購入しました。買い替えの際に意外と面倒なのが古いPCの処分方法です。基本的には家電量販店などで引き取ってもらうか自治体の処分場へ持ち込んで処分しますが、場合によっては安くないリサイクル料金を取られる上、古いPCでもまだまだ使える部品が数多く残っており、捨てるには少々勿体無い場合もあります。
特に筆者が処分しようとした古いPCはゲーミングPCであったため、かなり性能の良いグラフィックボード(グラボ)を搭載していました。そこで「グラボくらいは中古品として売れるのでは?」と考え、オンラインオークションサービス「ヤフオク!」で価格を調べてみたところ、同型・同クラスの製品は7~8万円とかなりの高値で取引されている様子。これは売るしかないとすぐに出品したところ、さっそく7万円以上の価格が付きました。
今や、オークションやフリーマーケット(以下、フリマ)のオンラインサービス(Webサイト・アプリ)の利用は隆盛の絶頂にあります。みなさんの中にも一度はヤフオク!や「メルカリ」などのサービスを利用したことがある人は多いのではないでしょうか。中古品をリサイクルして利用することは環境負荷やコスト的にもメリットが多く、利用用途をしっかりと考えれば確実に便利で有用なシステムです。
しかしながら、加熱するオークション&フリマ需要は「転売」などの問題も引き起こしています。オークション&フリマサービスの利用に際して気をつけるべき点や心がけることとは何でしょうか。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はオークションおよびフリマサービス・アプリのメリットとデメリット、そして注意点などを解説します。
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