リン酸鉄リチウムイオンバッテリーについて考えてみた!

先日ニュースを眺めていたところ、トヨタが2027年にも「全固体二次電池」を搭載した電気自動車(EV)を投入するという報を読み、ようやくブレイクスルーに達したかと喜んでいました。

全固体電池はEV向けの本命電池と呼ばれており、エネルギー密度の高さや充電時間の短さ、そして何より発火や爆発の危険性が低い点が高く評価されていましたが、耐久性や量産化などで技術的なブレイクスルーが待たれている状況でした。

このニュースに目を通しながら「そう言えばもう1つ、小型機器やモバイル製品に適した次世代二次電池があったな」と思い出しました。それは「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」です。

一般にはあまり認知されていないと思われるこのバッテリーは現在のスマートフォン(スマホ)やモバイルバッテリーの安全性や運用性を大きく向上させる可能性があるものです。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーについての解説や今後の展望について考察します。

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