iOS向け不正アプリ「XAgent」や「MadCap」が明らかに |
Trend Micro(トレンドマイクロ)は4日(現地時間)、iPhoneやiPadなどのiOS搭載デバイスにおいて情報を盗み出す悪意のある不正アプリが存在したことを明らかにしています。
同社が経済および政治的な諜報活動を目的としたサイバー攻撃「Operation Pawn Storm」の調査をしていた際に発見したとのことで、現在、XAgent(IOS_XAGENT.A)とMadCap(IOS_ XAGENT.B)の2種類があるということです。
これらのアプリがインストールされていると、iPhoneなどからHTTP経由などでサーバー上に各種情報が送信されてしまいます。ただし、XAgentはiOS 8にインストールされている場合にはアプリのアイコンが表示され、自動的に再起動もせず、MadCapは脱獄(JailBreak)してインストールするアプリだということで、ひとまず、iOS 8にアップデートした脱獄していない状態ならアプリをチェックしてみれば問題ないことがわかるかと思われます。
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