![]() |
衛星通信サービス「Starlink」と自律飛行型ドローンによる地震発生後を想定した臨時点検実証を葛野川ダムで実施! |
KDDIとKDDIスマートドローン、東京電力リニューアブルパワーは18日、東京電力リニューアブルパワーが運営する「葛野川ダム」(山梨県大月市)において衛星通信サービス「Starlink」を活用した携帯電話サービスのエリア構築ソリューション「Satellite Mobile Link」を用いた自律飛行型ドローンによる地震発生後を想定した臨時点検実証実験を2024年11月14日(木)に実施したと発表しています。
実証実験では人に代わって自律飛行型ドローンがダムから半径約2Km圏内の点検飛行を行い、ダムに異常がないかを遠隔地からでもリアルタイムに把握可能なことを確認したとのこと。これにより、地震時1次点検業務の効率化促進によって危険な保守・点検業務から作業員の人命を守ることに貢献する見込みだということです。なお、Satellite Mobile Linkで水力発電ダムの通信環境を構築した事例は日本国内初となるとしています。
利用した自律飛行型ドローンは「Skydio X10」、自動充電ポート付ドローンは「G6.0 & NEST」とのこと。その他、KDDIは2024年5月から利用者の事業成長・社会課題解決へ貢献するため、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX(ワコンクロス)」を始動し、WAKONXを通じて老朽化するインフラ施設の保守点検業務の効率化などをめざすとしています。
続きを読む