ソフトバンクが静止衛星を利用したLTE通信システムの試作機を開発

ソフトバンクは9日、記者向けに「衛星LTE」の実証実験を公開した。実証実験に用いられた衛星LTEとは、LTE-Advancedの通信規格に対応する衛星通信システムを指す。

従来の専用の衛星ゲートウエイ局(衛星基地局)や衛星通信専用端末といった独自の通信規格ではなく、3GPPで標準化が進められているLTE-Advancedの通信規格に準拠することで、スマートフォン(スマホ)やモバイルWi-Fiルーターなどへの組み込みも容易であるとしている。

今回は、実証実験の前に行われた説明会より、この衛星LTEで何ができるのか、今後の課題について紹介していく。

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