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通信料金

秋吉 健のArcaic Singularity:2021年総決算!コロナ禍で激変した取材様式とテクノロジーの分水嶺を見つめた1年を振り返る【コラム】


2021年の本連載コラムを振り返ってみた!

早いもので、2021年も残りわずかとなってしまいました。今年もコロナ禍に振り回された1年でしたが、みなさんは息災のまま大晦日を迎えられそうでしょうか。

2021年の通信・テクノロジー業界に目を向けてみれば、過去に例を見ないほど熾烈な通信料金の値下げ競争に始まり、5Gスマホの低廉化やApple・Googleの野心的なSoC戦略が進展を見せ、そして1年を通して半導体不足に喘いでいたように思います。

本連載コラムでもさまざまに執筆しましたが、やはり筆者の印象に強く残っているのは上記の話題に関するものでした。一方で、前編・後編に分けた大きな企画記事を執筆したり、敢えて強い主張の(無理矢理感もあったが)記事を執筆してみるなど、少々挑戦的な手法も試してみました。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は2021年に執筆したコラムを取り上げつつ、通信業界やテクノロジー業界の1年を振り返ってみたいと思います。

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秋吉 健のArcaic Singularity:窮地に立たされたMVNO。政府によるバランスを欠いた料金値下げ施策が招いたモバイル通信市場縮小の危機【コラム】


厳しいMVNOの現状と今後について考えてみた!

いよいよ寒さが身に沁みる季節となり、コロナ禍が落ち着くとともに師走の忙しさも久々に実感している今日この頃ですが、2021年は通信業界にとっては1年中寒風が吹き付けていたような年でもありました。

特に厳しかったのは仮想移動体通信事業者(MVNO)による「格安SIM」界隈です。ちょうど1年前にNTTドコモがオンライン契約専用の低料金プラン(サービス)「ahamo」を発表したことから激化した通信業界の料金競争ですが、実際に低料金プランを導入したNTTドコモやKDDIなどの移動体通信事業者(MNO)のみならず、MVNO各社にも大きな影響を与えました。

もともと低料金を売りとしていたMVNOはさらなる低料金化や同じ料金帯でもより大容量のデータ通信が可能なプランへと変更を迫られ、生き残りを賭けてリスクの大きな戦略を取らざるを得なくなりました。その戦略は一定の効果とユーザーへの恩恵を上げたものの、MVNO業界全体で見れば大惨敗と言わざるえ終えない結果となっています。

MVNOにとっての2021年はどのようなものだったのでしょうか。そしてこれからのMVNOはどうなっていくのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はMVNOの1年を振り返りつつ、その未来について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:仁義なき携帯電話料金戦争・第二幕!?菅総理による「さらに倍の負担減」発言の波紋とさらなる値下げの可能性を考える【コラム】


携帯電話料金のさらなる値下げについて考えてみた!

7月30日、武田良太総務大臣(武田総務大臣)がまたもや通信業界に小さくない波紋を投げかける発言を行い話題となっています。

発言とは、飛鳥新社刊行の雑誌「月刊Hanada2021年9月号」に掲載された菅義偉内閣総理大臣(菅総理)のインタビュー取材で、菅総理が携帯電話料金の値下げについて触れた際に「私はまだまだこんなものではなく、さらに倍の負担減が可能だと思っています。あくまでも道半ばです」と答えた件を受けてのものです。

通信業界としては菅総理の発言自体が衝撃的なものではありますが、武田総務大臣もまた記者会見の場で「過去に比べれば競争が活発化してきていると私も受け止めている。(中略)合理的な選択というものを実現するためには、今後とも校正な競争環境の整備に取り組んでいきたいと考えている」と述べ、菅総理の発言を否定しない姿勢を見せました(語弊のないよう、本文中にて全発言を掲載する)。

2020年末からの怒涛の通信料金値下げ合戦が一段落し、移動体通信事業者(MNO)のみならず、仮想移動体通信事業者(MVNO)もこの流れに対応してようやく料金プランが出揃い始めた矢先でのこの発言は、再び業界内に混乱と動揺を生む可能性があります。

果たして菅総理が言う「さらに倍の負担減」は可能なのでしょうか。またそれを実現した場合にデメリットはないのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は携帯電話料金のさらなる値下げの可能性と想定される今後の状況について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:身近に潜むダークパターン。人々を混乱と誤認に陥れる手法と商慣習から自衛する方法について考える【コラム】


オンラインサービスの「ダークパターン」について考えてみた!

先日、仕事でPDFに署名する必要があったため、AdobeのAcrobat Reader DCをダウンロードしました。検索でダウンロードサイトはすぐに見つけられたものの、ダウンロードボタンを押してからミスに気が付き慌ててキャンセルし、改めてダウンロードし直す羽目になったのです。

理由はオプションのチェックボックス。セキュリティオプションやGoogle Chrome用の拡張機能などをインストールするためのチェックボックスが入れられた状態で表示されており、危うくそのままインストールしてしまうところだったのです。筆者は普段別のセキュリティアプリを利用していますし、Chromeもメインブラウザではないため、これらは不要でした。

こういった、一見すると「安全や利便性のためにチェックしておきましたよ」的なお節介UIは様々な企業で目にしますが、この手の手法は「ダークパターン」と呼ばれ、ショッピングサイトやオンラインサービスではしばしば問題視されてきました。

それでも、企業はダークパターンをやめようとしません。むしろ積極的にユーザーを騙そうとしているのではないかと思うほどに手法は常態化し、年々巧妙になっています。

企業はなぜダークパターンをやめないのでしょうか。そして私たちはダークパターンにどう対処すれば良いのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は消費行動に潜む巧妙なダークパターンや、各サービスを利用する際の注意点などについて解説します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:通信会社の「脱・通信」が加速!通信に頼らない事業構造への改革と各社の明暗、これからの通信のあり方を考える【コラム】


通信会社の「脱・通信」について考えてみた!

既報通り、NTTドコモは2月5日に「2020年度 第3四半期決算」の説明会を開催し、データ通信容量20GBで月額税抜2,980円(税込3,278円)の新料金プラン「[[ahamo]]」を3月26日(金)より提供開始すると発表しました。

昨年12月から今年1月にかけて、移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社から低廉な料金プランの発表が相次ぎました。前回のコラムでも通信料金戦争の幕開けとして解説を行いましたが、この大戦争が意味するところは、単なる消費者への福音や通信事業者の疲弊だけではありません。

特にMNOで顕著なのが「通信離れ」です。通信会社が通信事業に見切りをつける。そのような、一見すると危うい雰囲気すらある時代へと突入したのです。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は通信会社による「脱・通信」の流れについて解説します。

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