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ファーウェイのコーポレート・メディア事務、バイスプレジデントのスコット・サイクス氏 |
今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された「CES2012」でファーウェイ(Huawei)が発表した薄型スマートフォン「Ascend P1」のグローバル出荷が始まった。
Ascned P1は、厚みがわずか7.7mm、同時に発表されたAscend P1 Sは世界最薄の6.65mmと、どちらも「スリム」を売りにしたハイスペックとデザインに優れた製品である。
今年のファーウェイは、2月にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2012(MWC2012)」で自社開発のクアッドコアCPU搭載スマートフォン「scend Dシリーズ」を発表するなど、機能やデザインに優れた製品を続々とリリースしている。これらのモデルは海外の先進国だけではなく、日本市場への投入も期待したい製品だ。
日本でのファーウェイは、知る人ぞ知るデータ通信カードと端末、モバイルルーターで4年連続シェア1位を獲得するまでに成長しているわけで、今後の日本市場でもっとも成長が期待できる企業でもある。
そこで今回は、ファーウェイの日本での戦略について、同社のコーポレート・メディア事務のバイスプレジデント、スコット・サイクス氏に香港で話を伺った。
まずファーウェイのビジネスの現状を同氏に伺った。
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