「スーパーマリオブラザーズ」とコラボした「ゲーム&ウオッチ」をチェック! |
任天堂が9月3日に発表した「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」(型番:HXA-S-RAAAA)は、今年35周年を迎えた「スーパーマリオブラザーズ」とコラボした携帯ゲーム機だ。発表時にアナウンスされていた発売日は2020年11月13日(金)で、予定通り本日から販売開始されている。価格は5,478円(税込)。
「ゲーム&ウオッチ」は、1980年に初号機となる「ボール」が登場した。携帯できる小さな本体にひとつのゲームが入っており、ゲームをしていない間は時計として使うことができる。製品名通り、まさにゲームとウオッチがひとつになったゲーム機であり、携帯型ゲーム機の先駆け的な製品だ。
四角い小さな画面からワイドな画面に、そして上下2画面で折りたたみタイプのマルチスクリーンも登場するなど進化を遂げていった。のちにファミリーコンピュータ(ファミコン)でもヒットすることになる「ドンキーコング」や「マリオブラザーズ」も「ゲーム&ウオッチ」のタイトルにラインアップされていた。
トータルでは50種類以上のタイトルがあり、全世界で約4300万台以上が販売された大ヒット製品でもある。ちなみに、表記や公式には「ゲームアンドウオッチ」と発音するが、一般的には「ゲームウオッチ」と呼ばれることが多い。
そんなゲーム&ウオッチが、コンパクトなサイズ感はそのままに今の時代の仕様で復活。2.36インチのフルカラー液晶を搭載し、リチウムイオンバッテリーを内蔵、USB Type-Cケーブルを接続して充電することができる。
さらに、ひとつのゲームではなく、ファミコン用ソフトの「スーパーマリオブラザーズ」と「スーパーマリオブラザーズ2」、そしてゲーム&ウオッチの初代タイトル「ボール」に加えて、35種類の小さな秘密イベントが発生する「マリオ時計」が楽しめる。
なお、通信機能は搭載していないため、ローカル通信プレイやオンラインプレイには非対応。
発表後、同社の公式Webストア「My Nintendo Store」でも予約を受け付けていたが、早々に品切れ状態となった。しかし、量販店の店頭やオンラインショップでは予約を受け付けつけている店舗もあり、筆者も10月下旬に某量販店で予約をした。なお、2021年3月末までの期間限定生産製品となっている。
今回は、そんなゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズを、写真や動画を交えながらレビューする。
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