通信エリアの人口カバー率について考えてみた!

既報通り、楽天モバイルは4日、同社の楽天回線エリアにおける4G人口カバー率が96%に到達したと発表しました。サービス開始当初の計画では2026年3月末を予定し、その後、計画を5年前倒しして2021年夏頃に96%へ達成する目標を掲げていましたが、半導体不足やコロナ禍など複数の要因が重なり、設備の導入および設置が遅延していました。

とはいえ、そのエリア展開速度は目を見張るほどの速さです。以前から同社が「楽天グループの総力を挙げ、全社員が一丸となってエリア展開に最優先で取り組んでいる」と強調していたように、通信会社にとって電波が届かないエリアがあるということは致命的であり、シェア獲得(顧客獲得)においてその払拭が最優先課題だったことは明白です。

一方で、通信エリアの人口カバー率というのは実に曖昧で、現実を正確には映さない表現であるのもまた事実です。過去にはその表記のために消費者庁から措置命令が下された例まであります。

通信エリアの人口カバー率とは一体何なのでしょうか。また消費者たる私たちが気をつけなければいけない点はどこにあるのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は通信エリアの人口カバー率について解説します。

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