スマートフォンにボタンは必要か考えてみた! |
先日、CNET JAPANの「ボタンよさらば」という記事を拝読しました。内容は「iPhone」シリーズの次期モデル「iPhone 13」(仮称)がボタンレスになるのではないかというルーモアネタ(噂話)でした。ボタンレスとは音量調整ボタンやサイドボタンなどがないということです。
例年通りであれば、次期iPhoneの発表もあと1ヶ月ほどかと思われるタイミングで、しかも筐体デザインや専用ケースのリーク系の情報もちらほらと耳にし始めている中、iPhone 13がボタンレスになるのではないかという情報は流石に疑わしい部分が多くあります。しかし、それを期待したくなるのも理解できるところです。
ここ数年、iPhoneに限らずスマートフォン(スマホ)の進化は停滞気味です。カメラ機能の充実に注力する程度で革新性は低く、フォルダブルスマホなども一時話題になりましたが、価格(コスト)の問題や便利さ、優位性などをアピールできていないことから一般に普及するまでには至っていません。
そのような状況だけに、何か新しい、革新的なデザインやUIを求めたくなるのは当然のようにも感じます。スマホのボタンレスは果たして可能なのでしょうか。またボタンレス化は利便性に繋がるでしょうか。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は「スマホにボタンが要らない10の理由」と題して、スマホの技術的進化やデザイン進化の可能性を探ります。
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