dアカウントのログイン方法にWeb認証とパスキーが2023年2月に導入へ!

NTTドコモは17日、同社が提供している本人確認用IDサービス「dアカウント」のログインにおいてより安心・安全な生体認証などのパスワードレス認証をさらに簡単・便利に利用できるようにFIDO AllianceとW3Cが推進する最新の国際標準技術「Web認証(Web Authentication)」と「パスキー(Passkeys)」による新たな認証手段を2023年2月(予定)から提供開始すると発表しています。

現在、dアカウントのログインにおいて生体認証などのパスワードレス認証を使用する場合にはスマートフォン(スマホ)など向け「dアカウント設定アプリ」を起動して認証を行う必要がありますが、新たにWeb認証による認証手段を提供開始することによってdアカウント設定アプリを事前にインストールや起動することなく、Webブラウザー上でパスワードレス認証をさらに簡単に使えるようになります。

これにより、例えば、公式Webストア「ドコモオンラインショップ」やオンラインサポート「ドコモオンライン手続き」などといったdアカウントを使用する各種サービスにおいてログイン時にパスワードレス認証を使用する場合にdアカウント設定アプリを利用することなく、Webブラウザーのみで認証が可能となります。

加えて、Appleが今年6月に開催した開発者向けイベント「WWDC 2022」で発表した新しいパスワードレス認証手段であるパスキーを提供開始することによってセキュアなクラウドサービスを介して利用するスマホなどの製品と同期してdアカウントのログインにおいてパスワードを利用することなく認証できるようになるため、機種変更時にパスワードレス認証の再設定が不要になるなど、さらに便利に利用可能となります。

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