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ソフトバンクが5Gに「HPUE」を日本初導入!まずはAirターミナル6が対応 |
ソフトバンクは22日、同社が提供している携帯電話サービスにおける「5G(第5世代移動通信システム)」に日本国内で初めて「HPUE(High Power User Equipment)」の導入を開始したと発表しています。対応周波数はSub6のn77(3.4GHz帯、3.7GHz帯)およびn78(3.5GHz帯)となっています。
HPUEはスマートフォン(スマホ)やタブレット、ホームルーターなどの端末の送信電力を高出力化する技術で、基地局から離れた場所でも安定した上り通信を実現し、サービスエリアの拡大につながるとのこと。まずはホームルーター「Airターミナル6」を対象に2025年4月中旬から順次ソフトウエアアップデートによりHPUEを導入し、最大送信電力を23dBm(200mW)から26~29dBm(400~800mW)に向上しています。
これにより、サービスエリアの端などの電波が届きにくい場所でもより安定した上り通信を利用することが可能になります。ただし、端末の最大送信電力は基地局ごとの設定により異なるということです。なお、HPUEはスマホやタブレットなどにも順次導入予定で、ソフトバンクでは今後も最新技術を活用した5Gサービスにおけるさらなる通信品質の向上をめざし、利用者の満足度向上に向けた取り組みを進めていくとしています。
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