Googleが開発を進めるスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」における次期バージョン「Android O」は今年の晩夏(8〜9月)に正式版リリースが予定され、現在は「Android Beta Program」( https://g.co/androidbeta )などでベータ版が提供されています。
そんなAndroid Oの新機能としてSonyが開発した「LDAC」やQualcommが推進する「aptX」および「aptX HD」といったより高音質なBluetoothコーデックに対応することが明らかにされています。
一方で、Android OのOSバージョンアップ対象のスマホ「Nexus 5X」と「Nexus 6P」ではAndroid OにアップデートしてもこれらのうちのaptXおよびaptX HDについては利用できないことをGoogleが認めました。
Nexus 6Pユーザーが報告したことからはじめる
Nexus 6Pユーザーが「Google Issue Tracker」にaptXオプションが欠落していることを報告しました。その報告を見たGoogleの開発者はこの問題を「修正されません」とラベル付けしました。
そのため、Nexus 5XとNexus 6PではaptXおよびaptX HDはサポートされず、新しいデバイスでのみサポートされるようになります。
技術的には可能ではないかといった疑問が生まれる
aptXを利用するには対応したオーディオチップが搭載されている必要があります。Nexus 5XとNexus 6PにはQualcomm製オーディオチップ「WCD9330」が搭載されているのですが、このチップはaptXが利用できる「LG G4」にも搭載されています。
ただし、aptXに対応させるにはオーディオチップだけでなく、恐らく他のソフトウェアやハードウェアコンポーネント、そして、ライセンスが必要になると思われます。
残念ながらQualcommはaptXに関するデバイスの互換性について記載したWebページを公開していないようです。
Nexus 5XおよびNexus 6PにおけるAndroidのOSバージョンアップの提供保証期限が発表から2年と定めているため、今年の9月にはその期限を迎えます。
サポート終了が間近に迫ったデバイスについては対応しないといったGoogleの姿勢なのかはわかりませんが、NexusシリーズなのでAndroid Oになるからには技術的に可能ならなんとかして対応してもらいたかったですね……。
■関連リンク
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・[dev preview] Bug: aptX Selectable Bluetooth Audio Codec Not Working [63106623] – Visible to Public – Issue Tracker






コメント
ハードウェアの問題ではありませんよ。
東京で行われたタイムマシン主催の
「ポタフェス」というイベントの
Qualcommブースで独自にaptX HDに対応させたという
Nexus 5Xを使ったデモが行われていました。
担当者に聞いたところハードウェアは市販の物とは変わらず
ソフトウェアのみの変更という事でした。
製品版に適応されないのは残念ですが・・・