KDDIは4日、国内通信事業者として初めて衛星電話サービス「イリジウム」を利用したモバイルWi-Fiルーター「イリジウム GO!」の取り扱いを2014年12月5日(金)に開始すると発表しています。
料金は使用契約料(初期費用)が1契約ごとに10,000円、月額料金がイリジウム音声サービス「5,000円プラン」で5,000円(無料通信料1,000円含む)のレンタルとなっており、この他に通話料が固定電話・携帯電話宛20秒63円、イリジウム衛星携帯電話宛20秒40円、そのほか衛星通信端末宛宛20秒572円、SMS送信(160文字ごと)が1回58円。なお、料金は免税で、通話着信およびSMS受信は無料。
対応機種はAndroid 2.3.3(開発コード名:Gingerbread)以降およびiOS 6.1以降を搭載したスマートフォン(スマホ)およびタブレットとなっており、利用には専用アプリ「iridium GO!」および「Iridium Mail & Web」が必要。

イリジウム GO!は手持ちのスマホなどと無線LAN(Wi-Fi)で接続することで、全世界をカバーするイリジウム衛星を利用し、どこでも音声通話やデータ通信が可能となる衛星電話対応モバイルWi-Fiルーターです。
イリジウムは地球を周回する66基の人工衛星経由で通話・通信できるサービスで、カバーエリアは地球上の全世界となっています。イリジウム対応端末同士であれば、衛星のみを経由して通話できるため、大規模災害時でも利用できるなどの利点があります。
今回提供されるイリジウム GO!はパスポートサイズのコンパクトな設計に加え、災害時での使用を想定し、防水・防塵性や米国国防総省が制定した軍事規格「MIL-STD-810F」に準拠する耐久性を備えています。
イリジウム GO!を利用することによって、海上や非常災害時でも使い慣れたスマホなどを使って、アドレス帳を活用した音声通話やSMSのほか、GPS位置情報や緊急メッセージの送信ができます。
また、東日本大震災時には被災地域における自治体のTwitterアカウントによる投稿数は通常の約10倍となり、震災時における重要な通信手段となったということで、イリジウム GO!では従来の電話やSMSだけでなく、新たにTwitterなどのSNSの利用も可能となるため、災害時の様々な情報通信ニーズに対応するとしています。
ただし、通信速度は2.4Kbpsと低速なため、通常利用ではWebページ閲覧などはかなり厳しいと思われます。
◯主な仕様
| 商品名 | イリジウム GO! |
| サイズ | 119.8×81.7×33.4mm |
| 重量 | 305g |
| 連続通話 | 5時間30分 |
| 待受時間 | 15時間30分 |
| 耐久性 | 軍事規格「MIL-STD 810F」 |
| 防水・防塵 | IP 65 |
| Wi-Fi範囲 | 半径約30m |
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・スマートフォンが衛星電話に! 国内通信事業者で初めて衛星モバイルルーター「イリジウム GO! (TM)」を発売 | 2014年 | KDDI株式会社






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