ゼロから始めるスマートフォン

NTTドコモとゼンリンデータコムは19日、スマートフォン(スマホ)の動きと地図情報を活用した新たな屋内ナビゲーション技術を開発したと発表しています。NTTドコモが提供する「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」の機能の拡充として、屋内ナビゲーション機能を2015年4月以降に提供開始します。

従来の屋内測位では無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothのBeaconを利用した測位方式が広く利用されていますが、精度を高めるには多くのBeaconを設置する必要があり、費用や維持が課題になっていたといいます。

今回開発された技術は歩行者の動きを検知するためにスマホに搭載されたモーションセンサーから取得した情報を独自開発した自律航法技術を使って解析。

利用者の動きを目的地までのルートに合わせた最適な位置に補正するルートマッチング技術と組み合わせることにより、GPS測位が困難な屋内環境やBeaconが設置されていない屋内環境においても屋外と同等の高精度なナビゲーションが実現されています。

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