楽天モバイルが2024年9月30日~10月15日に設置した基地局リストを公開!5G Sub6ではMassive MIMOを8割以上で導入 |
楽天モバイルは28日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において2023年7月より実施している「Rakuten最強プラン」プロジェクトとして新たに2024年9月30日(月)から10月15日(火)までに全国22都道府県46市区町村で基地局を設置したとお知らせしています。
一方、サービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )は更新されておらず、2024年8月19日(金)に更新されたままで、2024年6月18日(火)時点のデータとなっています。なお、サービスエリアマップの4Gについてはパートナー(au)回線との合算となっており、楽天回線のみの4Gエリアについてはホームルーターサービス「Rakuten Turbo」で利用できるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )にて公開されているほか、パートナー(au)回線のサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/map_partner.html )も個別に公開しています。
一方、同社ではすでに紹介しているように共用帯域における衛星通信との干渉調整条件の緩和によって関東地方(栃木県および群馬県、茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県)における既存の5G基地局の電波出力を上げることが可能となったことに伴い、5G(Sub6)エリアの広さを2024年5月から年内を目途に2024年1月比で最大1.6倍まで順次拡大する計画となっています。
また今年8月に実施された楽天グループの「2024年度第2四半期 決算説明会」では併せて全国の5G基地局のソフトウェア更新を実施し、5G(Sub6)ネットワークにおいてMassive MIMOを8割以上で導入することによってビームフォーミング技術で特定方向に電波を強めて送信できるようになるため、従来の4x4 MIMOにのみ対応したアンテナと比べてより広いエリアでより高速な通信速度が可能になるとしています。
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