Googleが新しいスマートフォン「Nexus 5」を発表!日本でもすでにGoogle Playで販売中

Google(グーグル)は1日(現地時間)、同社のブランドとして展開する「Nexusシリーズ」における新しい5インチスマートフォン「Nexus 5(型番:LG-D820およびLG-D821)」(LGエレクトロニクス製)を発表しています。最新OSバージョンのAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)を搭載するリードデバイス(リファレンスモデル)となります。

また、同日より、日本および米国、カナダ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、韓国の10カ国で発売開始されるとのこと。すでに日本国内では、GoogleのWebストア「Google Play」にて販売が開始されており、受付を開始した午前3時頃で1〜2日以内に配送予定となってます。

ボディーカラーがブラックとホワイトの2色があり、内蔵ストレージが16GBおよび32GBの2モデルが用意されており、価格は、16GBモデルで39,800円、32GBモデルで44,800円となっています。なお、国内を含みSIMロックのかかっていないいわゆる“SIMフリー”で発売されます。

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Nexus 5 ブラック


Nexus 5は、Googleが自社ブランドでAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットのリードデバイス(スペックなどの目安になる機種)として展開する「Nexusシリーズ」の最新スマートフォンです。

Nexusシリーズとしては同じLGエレクトロニクスが開発・製造していた「Nexus 4」の後継機種で、今回も最新のリードデバイスとして、最新OSのAndroid 4.4 KitKatをプリインストールして発売されます。

ディスプレイに解像度445ppiの静電容量式タッチパネル対応約5インチ(4.95インチ)フルHD(1080×1920ドット)IPS液晶を採用し、表面を強化ガラスのCorning製「Gorilla Glass 3」で覆っています。

カメラには、有効約800万画素CMOSアウトメラ(光学式手ぶれ補正機能付き)および有効約130万画素インフロントカメラを搭載。アウトカメラのレンズは、集光性能が56%向上し、夜間や動きのある画像を明るくきれいに撮影できるとのこと。また、ノイズを低減して夜間でも綺麗に撮影可能な「HDR+モード」にも新しく対応しています。

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Nexus 5 ホワイト


チップセットには、最大2.26GHz駆動クアッドコアCPUおよび最大450MHz駆動GPU(Adreno 330)を内蔵したQualcomm製「Snapdragon 800(MSM8974)」を搭載。今冬モデルでは「GALAXY Note 3」や「GALAXY J」とともに最高クロック数となっています。内蔵メモリー(RAM)が2GB、内蔵ストレージが上述通りに16GBもしくは32GB、バッテリー容量が2300mAh、GPS、NFC、microUSB(SlimPort対応)、3.5mmイヤホンジャックなどとなっており、Nexusシリーズのタブレット「Nexus 7(2013)」でも対応していたワイヤレス充電(WPC規格「qi」ロゴ)も利用できます。

センサー系は、ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、環境光センサー、気圧センサー、ホール効果を搭載。

通信機能は、2.4および5.xGHzデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac(ドラフト版)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0のほか、携帯電話ネットワークに対応。対応通信方式と周波数帯の違いにより、TD-LTEにも対応した北米(Sprint版含み)向けのLG-D820とそれ以外のLG-D821が用意されており、日本のGoogle PlayではLG-D821が販売されています。

LG-D821は、LTEで800MHz(Band 20)および850MHz(Band 5)、900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、2600MHz(Band 7)、W-CDMAで800MHz(Band 6)および850MHz(Band 5)、900MHz(Band 8)、1700MHz(Band 4)、1900MHz(Band 2)、2100MHz(Band 1)、GSMで850MHzおよび900MHz、1800MHz、1900MHzとなっています。なお、LG-D820の対応周波数帯については「Nexus 5 - Google」のTech Specを参照してください。

なお、LG-D821の国内携帯電話会社におけるLTEおよびW-CDMAの対応状況は、NTTドコモがLTEで1800MHzおよび2100MHz、W-CDMAで800MHzおよび2100MHz、au by KDDIがLTEで2100MHz、ソフトバンクモバイル(イー・アクセス含む)がLTEで900MHz(来春以降)および1800MHz、2100MHz、W-CDMAで900MHzおよび2100MHz、イー・アクセス(ソフトバンクモバイル含む)がLTEで1800MHz、W-CDMAで900MHzおよび2100MHzとなっています。

サイズが約137.84×69.17×8.59mm、質量が約130g。電源キーや音量上下キーがセラミックを採用しているとのこと。また、連続通話時間が約17時間(約1020分)、連続待受時間が約300時間、インターネット利用時間がWi-Fiで約8.5時間、LTEで約7時間。

なお、専用のカバーやバンパーといったアクセサリーも用意されているとのことですが、こちらは現在近日発売となっています。



記事執筆:memn0ck


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