マイクロソフトがクラムシェル型ノートPCを7月20日より発売!

既報通り、日本マイクロソフトはクラムシェル型モバイルノートパソコン(PC)「Surface Laptop」を7月20日(木)より順次販売開始する。また発売に先立って6月15日より事前予約受付を開始している。

最小構成はインテル製チップセット「Core i5」、4GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ(SSD)モデルで公式Webストア「マイクロソフトストア」での価格が136,944円。8GB RAM・256GB SSDモデルが158,544円(ともに税込)、この2モデル(カラーはプラチナ)がまずは7月20日から。

Core i7を搭載したモデルには8GB RAM・256GB SSDモデルと16GB RAM・512GB SSDモデルがあり、ビジネスやクリエイター向けのハイパフォーマンスモデルとなる。

昨年、28インチディスプレイ一体型の「Surface Studio」と同時に発表された「Surface Dial」のオフスクリーン操作に対応する。画面に乗せて操作することはできないが、ダイヤル操作やボタンとしての機能が利用可能だ。

今回は5月26日行われた「Microsoft Japan Surface Event」のタッチ&トライコーナーでSurface Laptopに触れることができたので、写真と動画で紹介していく。

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展示機はCore i5、8GB RAM、256GB SSDを搭載したモデルで、カラーはノートPCではなかなか見ないようなカラーの「バーガンディ」。別売のマウス「Surface Arc Mouse」もバーガンディカラーが用意されている。

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広いパームレスト部分は「アルカンターラ」を採用し、独特の質感がある。メタル素材の上に薄い生地を貼り付けているため、想像していた柔らかさとは異なったが、サラサラした素材はこれまでにない使い心地がありそうだ。

毛先が短いため毛羽立ったりしないような作りで、さらに汚れに強いとのことで素材のネガティブ要素は気にしなくても良いだろう。

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天板はシンプル、鏡面仕上げのWindowsマークがある。重さは約1252gと驚くほど軽量というわけではないが、モバイルPCとしては良くある重さだ。一方でディスプレイがアスペクト比3:2の13.5インチ、特に縦方向に大きいためモバイルPCとしては大きい印象を受けた。

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写真のように落ち着いた出で立ちのクラムシェル型であるため文書作成などに最適だ。ディスプレイサイズが「Surface Book」と同じであるため、ハイパフォーマンスが必要でないならSurface Laptopを選択するのも良いだろう。

左側面にはUSB 3.0端子、Mini DisplayPort端子、ヘッドフォン端子がある。

標準で搭載するOSが「Windows 10 S」と機能制限版となるが、起動が速く使い方としてはありなようにも感じた。なお、2017年12月31日まで無償で「Windows 10 Pro」に切り替えることが可能なので、使ってみて切り替えるのもありだろう。

ノートPCとして利用する際にはマウスがあると便利だが、Windows 10ならダイヤログボックスなどはタッチ操作の方が、効率良く操作できる。また「Surface Pen」に対応するため手書きや細かい操作なども行えるのも良い。

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天板のメタル素材とキーボードのファブリック素材のコントラストは、なかなか面白い。

【Surface Pro、Surface Studio、Surface Laptopを動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/Rth7MBnwx8s

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タッチ&トライコーナーにはSurface Studioも展示されていた。こちらは発売済みで最小構成となるCore i5、8GB RAM、1TB SSD、GPUにNVIDIA GeForce GTX 965M 2GBで415,584円から。付属品はSurface Pen、Surface Keyboard、Surface Mouseなど。

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別売のSurface Dialは画面に貼り付くように固定される。右手にペン、左手にダイヤルという新しい操作が新鮮だった。

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Surface Studioのディスプレイは4Kを越える28インチ4500×3000ドットPixelSenseディスプレイ、大きく重そうだが「ゼログラビティヒンジ(無重力ヒンジ)」によって指先だけで自由に角度を調整可能だ。

この作り込みが素晴らしく、デスクトップとスタジオモードの行き来が苦にならないため、アイディアが浮かんだら即、作業に入れるのが良い。

Surface Laptopは、画面サイズが大きいことから自宅やオフィス据え置き型ノートPCとして1台目用途としオススメしたい。注意点としてはUSB 3.0端子が1つしかないため、周辺機器やスマートフォンなど複数接続するにはUSBハブが必要となる。



記事執筆:mi2_303


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