ヘッドホンの音質や遮音性にこだわる人はしっかりと耳を覆うオーバーイヤー型を選択していると思われます。耳全体をすっぽり覆う大きなイヤーパッドで、高い遮音性と豊かな低音の再生が可能になるほか、さらに耳に直接圧力がかかりにくく、長時間の使用でも疲れにくいタイプとなります。そのため、各社のヘッドホンのフラッグシップモデルはオーバーイヤー型に集中しており、プロ仕様の高級なモデルが多くあります。
そんなオーバーイヤー型でスタジオクオリティーを備えながら日常のリスニングでもカジュアルに利用ができるヘッドホンの新商品としてイギリス・ロンドン発のテクノロジー企業のNothing Technologyが展開する「Nothing」ブランドからオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン「Nothing Headphone (1) Pro」(型番:B192)が発表されました。
Nothing Headphone (1) Proは日本でも2026年9月29日(火)に発売され、販路は公式Webサイト( https://jp.nothing.tech/ )内の公式Webストアのほか、ECサイトや量販店などの販売パートナーとなっており、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは64,800円となっています。今回、メーカーよりサンプル機をお借りして実際に試す機会がありましたのでその模様を紹介したいと思います。
Nothing Headphone (1) ProはNothing Technologyが展開するNothingブランドにおける最新ヘッドホンで、前機種「Nothing Headphone (1)」から性能とデザインを大きく進化させたモデルとなっており、本体色はブラックとホワイトの2色展開となっています。デザインはNothingのスマートフォン(スマホ)で人気のシースルーデザインを採用しており、左右のイヤーカップには耐衝撃・耐傷性に優れた強化ガラスを使用し、ガラス越しに内部構造の一部が見えます。
またアルミニウムとチタンを組み合わせることによって耐久性とプレミアムな質感を保ちながら軽量化を実現しています。イヤーパッドも新たに設計し、内部に8mmのシリコン製遮音隔壁にて密閉性を高めています。ANCオフ時には最大68時間の再生が可能。急速充電に加え、IP52規格に準拠した防塵・防滴性能を備えています。幅広のヘッドバンドと厚みのあるヘッドパッドによって長時間でも快適な装着感を実現し、さらにスチール製アームをチタンに変更し、内部構造を再設計することで軽量化しています。
また専用のストラップループ付きハードシェルケースが付属しており、安心して持ち歩くことができます。なお、同梱品はヘッドホン本体とハードシェルケースのほか、3.5mmオーディオケーブルおよびUSB-Cケーブル、クイックスタートガイドとなっています。サイズと質量はヘッドホン本体が約190.2×174.4×78.0mmおよび約327g、ハードシェルケースが約228.5×123.0×53.0mmおよび約383.5g。
一方、サウンド面ではフルレンジ40mmダイナミックドライバーと13×8mmプレシジョンダイナミックドライバー、ソリッドステートな高音域用×MEMSツイーター(3.2×6.0×1.15mm)のトリプルドライバーアーキテクチャーを採用し、20Hz〜40kHzの超広帯域に渡って細部までクリアで没入感のある音質となっています。またiOSおよびAndroidに対応したスマホなど向けアプリ「Nothing X」(以下(Nothing Xアプリ)にてサウンドのイコライザー機能の利用ができます。
さらにプロスタジオでも使われる「Flat EQ」を搭載しており、サウンドのチェックや制作、ミキシングのためにニュートラルなサウンドを実現しています。さらに新しいFlat EQは世界的に有名なメトロポリス・スタジオ(Metropolis Studios)がチューニングしており、メトロポリス・スタジオの「スタジオB」でのリスニング体験を再現したダイナミック空間オーディオモード「スタジオB」に加え、英国の音楽からインスピレーションを得た5種類のカスタムEQプロファイルも用意しているため、好みに合わせたサウンドを利用できます。
またリアルタイムで周囲の環境に適応するアダプティブアクティブノイズキャンセリング(ANC)はリアルタイム適応型(最大46dB、周波数範囲2000Hz)で10マイクシステムによって風の強い環境や交通量の多い場所でも周囲の雑音をより正確に低減します。操作は独特のボタン操作となっています。ローラーボタンは回転させることで音量操作、押し込むことでサウンドの再生停止ができます。パドルは左右に倒すことで曲送り、倒してホールドすると早送りや巻き戻しに対応しています。
さらに「パーソナライズされたサウンド」機能は3分程度のテストを行うことで、左右の耳の聴取領域を調査して聴きやすいサウンドにカスタマイズが可能です。バッテリーは1060mAh充電式リチウムイオン電池を内蔵し、再生時間はANCオフでAACなら最大68時間、LDACなら最大53時間、ANCオンでAACなら最大30時間、LDACなら最大28時間、通話時間はANCオフで最大40時間、ANCオンで最大33時間となっており、充電時間は2時間とのことです。
実際に使ってみると、シースルーのカジュアルなデザインで軽量な装着感からイメージするサウンドとは真逆な重厚なサウンドに驚きました。合わせて遮音性が非常に良く、アクティブノイズキャンセリングと組み合わせると、外音の低音域から高音域までカットされるため、サウンドの没入感が大きくなります。またパーソナライズされたサウンド機能を設定すると、音抜けが良くなりました。さらにFlat EQやボタン操作など、機能も充実しています。装着感や充実したサウンド、高度なノイズキャンセルを求める人にNothing Headphone (1) Proはオススメできると感じました。
| 製品名 | Nothing Headphone (1) Pro |
| 型番 | B192 |
| 装着方式 | オーバーヘッド |
| 接続タイプ | ワイヤレス(無線)、ワイヤード(有線) |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| サイズ | 約190.2×174.4×78.0mm |
| 質量 | 約327g |
| 再生周波数帯域 | 20Hz〜40kHz |
| ドライバーサイズ | 40mm |
| 対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3(ブロードキャストオーディオのみ) |
| ノイズキャンセリング | リアルタイム適応型ANC(合計10マイク) 最大46dB、周波数範囲2000Hz |
| 充電端子 | USB Type-C端子 |
| ワイヤレス機能 | Bluetooth 6.1 |
| マルチポイント対応 | ○ |
| 外音取り込みモード | ○ |
| 防水・防塵性能 | IP52 |
| バッテリー容量 | 1060mAh |
| 連続再生時間 | ANCオフ:最大68時間(AAC)、最大53時間(LDAC) ANCオン:最大30時間(AAC)、最大28時間(LDAC) |
| 充電時間 | 2時間 |
| その他機能 | Google Fast Pair、Microsoft Swift Pair |
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・Headphone (1) Pro | Nothing | JP
















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