シャープの次期スタンダードスマホ「AQUOS sense11」の日本向けメーカー版は「SH-M38」か。台湾向け型番がIMEIデータベースに登録


シャープの次期スタンダードスマホ「AQUOS sense11」と見られる機種がIMEIデータベースに登録!写真は既存のsense10

既報通り、アメリカ合衆国(以下、アメリカ)の連邦通信委員会(以下、FCC)においてSharp(以下、シャープ)の未発表な5G対応スマートフォン(スマホ)「HRO00344」が2026年9月6日(日)より順次認証を通過していることが公開されています。FCC ID(認証番号)は「APYHRO00344」で、認証情報からハイエンドモデルやエントリーモデルでもないと思われるため、ミッドレンジモデルだと考えられ、恐らく同社が「AQUOS」ブランドで展開する主力モデルとしては今年後半に投入されると見られる次期スタンダードスマホ「AQUOS sense11」(仮称)なのではないかと予想されます。

一方、新たに携帯電話関連の世界最大の業界団体であるGSMA(Global System Mobile Association)が運営する国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identity:IMEI)のデータベースにおいてシャープの未発表な5G対応スマホの台湾向け型番「SH-M38TW」が2026年9月30日(水)付で登録されています。シャープでは日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)の型番規則として「SH-M**」をおおよそ採用しており、その台湾向けは「SH-M**TW」として展開しています。

また同社では直近でエントリースマホ「AQUOS wish6」が「SH-M36」、ハイエンドスマホ「AQUOS R11」が「SH-M35」などとなっており、その台湾向け「SH-M36TW」および「SH-M35TW」もGSMAのIMEIデータベースにそれぞれ登録されてきています。基本的に連番なので次は「SH-M37」となると予想されていましたが、少なくとも現時点ではGSMAのIMEIデータベースには「SH-M37TW」などの「SH-M37**」は登録されていないため、SH-M37は抜けまたは台湾などの海外向けモデルが存在しない機種になるのではないかと推測されます。

そのため、AQUOS sense11が台湾などで展開されない可能性も考えられますが、GSMAのIMEIデータベースに登録されているSH-M38TWの情報が既存の「AQUOS sense10」の台湾向け「SH-M33TW」と似ていることからAQUOS sense11がSH-M38となるのでないかと推測しています。なお、GSMAのIMEIデータベースでは発表から半年以上などのかなり前に登録されることが多いですが、SH-M33TWも2025年7月に登録されており、稀に直前に登録されるケースもあるのです。


IMEIデータベースの登録情報概要。恐らくそのうち「Optus Database Changelog | Is this Phone Blocked? – 4G/5G Device Blocking Checker」や「IMEI Lookup and TAC Database | FCCID.io」で「SH-38TW」が確認できるようになると思われます

シャープではスマホについてもAQUOSブランドを展開しており、ここ数年はハイエンド向け「R」シリーズやミッドレンジ向け「sense」シリーズ、エントリー向け「wish」シリーズをそれぞれおおよそ1年ごとにリリースし、AQUOS Rシリーズは同社のフラッグシップスマホとして2021年に発売された「AQUOS R6」からLeica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラシステムを搭載しています。

他にも移動体通信事業者(MNO)向けに「BASIO」ブランドや「シンプルスマホ」なども納入しているほか、モバイルルーターも開発・製造しています。これらのうちのメーカーブランドのスマホについては主にAQUOS RとAQUOS wishがその年の前半、AQUOS senseがその年の後半に投入されることが多くなっており、今年もすでにフラッグシップスマホ「AQUOS R11」とエントリースマホ「AQUOS wish6」が発表されており、残るはAQUOS sense11が登場する見込みです。


FCCで公開されているAQUOS sense11と見られるHRO00344の前面画像

そんなAQUOS sense11と見られる機種がFCCを通過し、外観の外周の画像も公開されており、AQUOS R11は前機種「AQUOS R10」から四隅がより丸みのあるデザインに変更されましたが、AQUOS sense11はAQUOS sense10からほぼデザインは変わらなそうです。またFCCが公開している資料ではAQUOS sense10と同じく5000mAhバッテリーとなるものの、電池パックはAQUOS sense10の「UBATIA320AFN2」とは異なり、「UBATIA332AFN2」となるとのこと。

さらに非接触IC機能「FeliCa」(NFC Type F)に対応することが記載されている一方、AQUOS sense10はIEEE802.11ax準拠(6GHz)のWi-Fi 6Eにも対応していたため、一部でスペックダウンが見られる可能性もあり、仮に資料通りにWi-Fi 6Eに非対応であるならチップセット(SoC)も変更されるのではないかと推測されます。逆に内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージについては8GB RAM+128GBストレージおよび8GB RAM+256GBストレージ、12GB RAM+256GBストレージの3つのモデルがテストされており、12GB RAM+256GBストレージが発売されるならRAMは強化されることになります。

なお、RAMはLPDDR5、ストレージはUFS3.1が採用され、それぞれ複数のメーカーの部品が試されていることが示されています。その他、これまでのAQUOS sense10のFCC通過時期などから考えると、AQUOS sense11も同じようなタイミングの10月中〜下旬発表、11月上〜中旬発売となりそうで、シャープでは2026年度はミッドハイからハイエンドに力を入れるということですし、どんな新しいトピックがあるのか楽しみですね!


Amazon.co.jpではすでにAQUOS sense11用のケースや画面保護フィルムなどのアクセサリーが多数販売されています
記事執筆:memn0ck

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