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見せてもらおうか、Tizenの性能とやらを! |
千葉の幕張メッセにて10月23日(水)から25日(金)まで情報通信技術やそれに関するビジネスに関する総合展示会「2013Japan IT Week 秋」(リードエグジビジョン ジャパン主催)が開催されています。
Japan IT Week 2013 秋は、第4回クラウドコンピューティングエキスポ秋、第3回情報セキュリティEXPO秋、第3回Web&モバイルマーケティングEXPO秋、第3回スマートフォン&モバイルEXPO秋、第2回データセンター構築運用展 秋、第2回ビッグデータ&データマネジメント展、第1回通販ソリューション展 秋という計7つの専門展を同時に開催しているイベントの総称となります。
当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」も、早速取材に出向きましたので、モバイル関連の出展などを数回にわたってレポートします。
今回の記事では、システナのブースに国内では初登場となる第3のOSとして注目されている「Tizen」を搭載したタブレット端末が展示されていましたので紹介します。
○開発にNTTドコモがガッツリ関わってる!
今回、展示されていたTizenタブレットは「アプリケーションや各種環境の開発キット」としての出展で、本機の開発にはTizenの普及団体であるTizen AssociationやNTTドコモが開発に深くかかわっているとのことで、説明員によると「折角の国内初のTizenマシンなので目立つようにスペックは欲張ったものにしました。」ということです。

システナ製「Tizenタブレット」
○初登場のTizen端末は10.1インチのタブレット
スペックとしては、1.4GHzのクアッドコアCPU(Cortex-A9)や2GBメモリー(RAM)、32GB本体ストレージ、タッチパネル対応10.1インチWUXGA(1200×1920ドット)液晶が搭載されています。無線まわりには、Bluetooth 3.0+HSとIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)に対応しており、BluetoothのプロファイルはOPP/HID/A2DP/AVRCP/HSP/PAN/FTP/MAP/PBAP/HFP/HDPに対応しています。
外部ストレージとしては最大64GBまでのmicroSDカードスロットを搭載しています。本体色は赤と白の2色。
○写真で外観をチェック!

本体正面

本体背面
本体前面には10.1インチのタッチパネルディスプレイと約30万画素のフロントカメラがあります。Androidのようなホームキー(ハードキーもしくはタッチキーとも)やソフトウェアキーの類はありません。本体背面には約200万画素アウトカメラと外部スピーカーがあります。右端にメモリーカードおよび端子カバーの蓋が確認できます。

本体天面

本体底面
本体天面にはホームキーとボリュームキーがあります。新しいOSのTizenですが、このあたりはAndroidやiOS(iPadやiPad mini)に近いイメージです。底面には特に端子やボタン類はありません。

右側面

左側面
右側面は底面同様に特に何もありません。左側面には充電用AC端子、3.5mmイヤフォンジャックと端末リセットキー(左右端の小さい穴2ヶ所)がと端子カバーがあります。

カバーを開いたところ
カバーを開くと、メモリーカードスロット&microUSB端子がありました。

Tizenの設定画面。Androidの影鏡が垣間見える
○すでにこんなことが可能!
今回展示されていたTizenタブレットで実際に現在試すことができる機能やアプリケーションなどを紹介します。


左:プリンター接続し画像を印刷、右:キーボードやマウスを接続してPCライクに


左:Bluetoothでゲームパッドを接続してゲーム、右:Tizen上で動作しているカーナビ
○これは発売するんですか?
説明員にこのタブレットを実際に発売する予定があるか尋ねたところ、「現在、当社Webサイトで注文可能です。」との返事が返ってきました。気になる価格ですが、販売は端末単体ではなく、APIやTizenのアプリケーションなどの開発環境一式をまとめた「開発者向け」のものだそうで、「オープン価格」とのことですが、○×百万円(具体的な値段は教えてくれたのですが、公表はNGだそうです……。)くらいで、詳細は応相談とのことでした。潤沢な資金をお持ちの人柱様の購入報告をお待ちしております。
これでは、一般の人は手が出せないので「個人で欲しいと言う人に販売予定は?」との質問をぶつけてみました。これについては「反響がたくさんあって商売になりそうならあるいは……。」ということでした。
国内初ということで、ついにたたき台となるリファレンス機の出てきたTizenですが、実用化されユーザーの手に届く端末が出てくるのが楽しみですね!
○余談
ブース内にて同じタブレットにもう1つの注目OSの「Firefox OS」を入れたものも展示されていました。

こっちのが楽しみ!なんて人もいるかも?
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・2013 Japan IT Week 秋
・株式会社システナ
・Tizen Association -
今回、展示されていたTizenタブレットは「アプリケーションや各種環境の開発キット」としての出展で、本機の開発にはTizenの普及団体であるTizen AssociationやNTTドコモが開発に深くかかわっているとのことで、説明員によると「折角の国内初のTizenマシンなので目立つようにスペックは欲張ったものにしました。」ということです。

システナ製「Tizenタブレット」
○初登場のTizen端末は10.1インチのタブレット
スペックとしては、1.4GHzのクアッドコアCPU(Cortex-A9)や2GBメモリー(RAM)、32GB本体ストレージ、タッチパネル対応10.1インチWUXGA(1200×1920ドット)液晶が搭載されています。無線まわりには、Bluetooth 3.0+HSとIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)に対応しており、BluetoothのプロファイルはOPP/HID/A2DP/AVRCP/HSP/PAN/FTP/MAP/PBAP/HFP/HDPに対応しています。
外部ストレージとしては最大64GBまでのmicroSDカードスロットを搭載しています。本体色は赤と白の2色。
○写真で外観をチェック!

本体正面

本体背面
本体前面には10.1インチのタッチパネルディスプレイと約30万画素のフロントカメラがあります。Androidのようなホームキー(ハードキーもしくはタッチキーとも)やソフトウェアキーの類はありません。本体背面には約200万画素アウトカメラと外部スピーカーがあります。右端にメモリーカードおよび端子カバーの蓋が確認できます。

本体天面

本体底面
本体天面にはホームキーとボリュームキーがあります。新しいOSのTizenですが、このあたりはAndroidやiOS(iPadやiPad mini)に近いイメージです。底面には特に端子やボタン類はありません。

右側面

左側面
右側面は底面同様に特に何もありません。左側面には充電用AC端子、3.5mmイヤフォンジャックと端末リセットキー(左右端の小さい穴2ヶ所)がと端子カバーがあります。

カバーを開いたところ
カバーを開くと、メモリーカードスロット&microUSB端子がありました。

Tizenの設定画面。Androidの影鏡が垣間見える
○すでにこんなことが可能!
今回展示されていたTizenタブレットで実際に現在試すことができる機能やアプリケーションなどを紹介します。


左:プリンター接続し画像を印刷、右:キーボードやマウスを接続してPCライクに


左:Bluetoothでゲームパッドを接続してゲーム、右:Tizen上で動作しているカーナビ
○これは発売するんですか?
説明員にこのタブレットを実際に発売する予定があるか尋ねたところ、「現在、当社Webサイトで注文可能です。」との返事が返ってきました。気になる価格ですが、販売は端末単体ではなく、APIやTizenのアプリケーションなどの開発環境一式をまとめた「開発者向け」のものだそうで、「オープン価格」とのことですが、○×百万円(具体的な値段は教えてくれたのですが、公表はNGだそうです……。)くらいで、詳細は応相談とのことでした。潤沢な資金をお持ちの人柱様の購入報告をお待ちしております。
これでは、一般の人は手が出せないので「個人で欲しいと言う人に販売予定は?」との質問をぶつけてみました。これについては「反響がたくさんあって商売になりそうならあるいは……。」ということでした。
国内初ということで、ついにたたき台となるリファレンス機の出てきたTizenですが、実用化されユーザーの手に届く端末が出てくるのが楽しみですね!
○余談
ブース内にて同じタブレットにもう1つの注目OSの「Firefox OS」を入れたものも展示されていました。

こっちのが楽しみ!なんて人もいるかも?
記事執筆:河童丸
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・Tizen Association -