SIMフリースマホ「MADOSMA Q501」のWindows 10 Mobileへの道は長い!?

マウスコンピューターは24日、SIMフリーのWindows Phone 8.1搭載スマートフォン(スマホ)「MADOSMA Q501」に対する最新OSのWindows 10 Mobileへの本体のみでのネットワーク経由によるソフトウェア更新(OTA)について2016年1月に延期するとお知らせしています。

同社ではすでに直営店での店舗にてMADOSMA Q501のWindows 10 MobileへのOSバージョンアップを提供していますが、OTAは12月中と案内していました。

ただし、同社ではOTAは延期されたものの、Windows搭載パソコン(PC)にて開発者向けアプリケーション「Windows ADK」を用いてMADOSMA Q501のファクトリーイメージを上書きすることによってWindows 10 Mobileにする方法を案内しています。

案内された方法を用いれば、更新後はWindows 10 Mobileのプリインストール版相当となり、今後継続的にOTAによる更新が可能となります。

更新すると最新のMADOSMA Q501用ビルド番号「2.0.0.3」となり、OSバージョンは「Windows 10 Mobile 10586.29」となるということです。

詳細な手順は公式Webページ( https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_download.asp )にてMADOSMA Q501のシリアル番号(IMEI)を入力して「[ MADOSMA ] MADOSMA Windows 10 Mobile イメージ 2.0.0.3 ご案内」を参照して欲しいとしています。

なお、手順が若干複雑なことやイメージ上書きとなるため、データやソフトウェアのバックアップ、リストアが必要になることなどから引き続きOTAを推奨するとしています。

今回の延期はWindows 10 Mobileの開発・提供元であるMicrosoftがOTAによる提供を1月に延期することにしたため。マウスコンピューターでは自社でOTAのタイミングを決定できず、お待たせして大変申し訳ないとお詫びしています。

記事執筆:memn0ck


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