表面にはタッチ操作可能な液晶ディスプレイが搭載されており、バッテリー残量や電波の強さはもちろん、接続に必要なSSIDやパスワードの確認を行うことが可能になっています。


背面はマットな質感になっており、表面にざらっとしたモールドも施されているため滑りづらく、例えばデスクの上などでも安定して置くことができそうです。


裏蓋を外すことでバッテリー交換が可能です。
SIMカードスロットはバッテリーの下に用意されており、対応しているSIMカードサイズはmini SIMとなっています。

搭載されているバッテリーパックの容量は4750mAhとかなり大型となっており、最大20時間の連続通信を可能にしています。

また、同梱される専用ケーブルを使うことで、HW-01Hをモバイルバッテリーとしてスマートフォン（スマホ）などに給電することも可能になっています。




本体下部には外部接続端子としてUSB 3.0に対応したUSB Type-C端子があります。本機をパソコンとUSB接続をした際、従来のmicroUSB 2.0の最大通信速度は480Mbpsになっており、HW-01Hの最大通信速度である370Mbpsに対して速度を出し切れない可能性を考え、外部接続端子をUSB 3.0のUSB Type-Cへ変更したとのことです。

USB Type-Cのケーブルはパッケージに同梱されていますが、現時点でドコモとして公式アクセサリーブランド「docomo SELECT」などでの取り扱いは未定とのこと。自宅と職場、持ち歩きようなど、複数本のケーブルが必要な場合は家電量販店などで購入するようになるとのことでした。

その他、製造メーカーであるファーウェイが提供する専用アプリ「Huawei HiLink」を利用することで、スリープ状態になっているHW-01Hをカバンに入れたままで起動できるリモートウェイクアップに対応するなど、使い勝手もかなり優秀になっています。

従来機種よりも高速な通信に対応、セットアップが簡単なタッチパネル液晶、長時間稼働可能な大容量バッテリー搭載とモバイルWi-Fiルーターに求められる要素は各社の現行モデルで最高スペックの一台となっており、外出先でのインターネット環境のアップグレード先として最適な1台になっています。

◯主な仕様

機種名		Wi-Fi STATION HW-01H
寸法（高さ×幅×厚さ：mm）		約100×64×22
質量（g）		約173
通信方式 （ネットワーク側）	Xi （LTE-Advanced）	370Mbps／50Mbps
	FOMAハイスピード	14Mbps／5.7Mbps
	無線LAN	IEEE802.11a／b／g／n／ac（2.4／5GHz）
	有線LAN	ー
通信方式 （端末側）	無線LAN	IEEE802.11a／b／g／n／ac（2.4／5GHz）
	有線LAN	ー
インターフェイス		microUSB
同時接続台数		11台
連続待受時間（3G／LTE：時間）		約1810／約1810
連続通信時間（3G／LTE：時間）		約900／約1200
色		Black
製造メーカー		Huawei Technologies

※1 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。





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