docomoから法人向けタフネスAndroidタブレット「DIGNO Tab2 5G」のメーカー版が発売!

NTTドコモは14日、京セラが展開する「DIGNO」ブランドにおける新商品として10.1インチAndroidタブレット「DIGNO Tab2 5G」の日本におけるオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「DIGNO Tab2 5G(型番:KC-T306)」を2025年3月24日(月)に発売すると発表しています。また発売に先立って3月14日(金)より予約受付を実施しています。

販路はドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながらもドコモオンラインショップなどの直営店では62,150円(分割では1,726円/月×36回)となっています。なお、京セラではDIGNO Tab2 5G KC-T306がまずはNTTドコモから販売され、その後、販路を拡大していくとしています。

その他、DIGNO Tab2 5GはすでにKDDIおよび沖縄セルラー電話から「DIGNO Tab2 5G(型番:KYT35)」が販売されているほか、ソフトバンクから「DIGNO Tab2 5G(型番:A404KC)」が2025年3月21日(金)に発売される予定で、メーカー版も同様に企画・設計・製造・修理までを一貫して日本国内で提供する「JAPAN MADE」対応製品となっているため、安心・安全に使えるようになっています。

また防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)に加え、75cmの高さから落下試験をクリアした耐落下、耐薬品性に対応しており、水回りや清潔さが求められる場所など、さまざまなビジネスシーンで活用でき、新たにNFCを搭載したことによって外付けリーダー不要でマイナンバーカードや交通系IC、クレジットカードのタッチ決済などのさまざまなシーンで読み取りが可能なほか、フロントカメラがオートフォーカスに対応しているため、QRコード決済や一次元バーコードの読み取りが可能です。

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DIGNO Tab2 5Gは京セラが展開するDIGNOブランドにおける初のタブレットとなった前機種「DIGNO Tab」の後継機種で、同様に約10.1インチWUXGA(1920×1200ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載したAndroidタブレットとなっており、新たに5Gに対応したほか、NFCを搭載するなどによってより多くのシーンで活用できるようになっています。また最大2回のOSバージョンアップや定期的なセキュリティーアップデート、顔認証(Class1)および指紋認証(Class3)といった2種類の生体認証などに対応しているため、セキュリティー面でも安心して使えます。

さらにこれまでのDIGNO Tabシリーズと同じく防水や防塵に加え、タフネス面ではテーブルから床への落下を想定した75cmの落下や高さ3cmから6000回の落下といった京セラ独自の試験をクリアしているほか、泡ハンドソープやアルコール除菌シートで手入れが可能なので清潔に使え、ボディーが塗装レスとなっており、長期間使っても傷や摩耗跡が目立ちにくい仕様で、タブレットが不調の際には本体の内蔵部品に異常がないかを簡易的に調べることができるデバイス故障診断機能を搭載しています。

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またさまざまな業界で電子化やオンライン対応が進み、今後さらにマイナンバーカードの利用やタッチ決済の機会などでNFCカードリーダーの需要が増えることが予想され、例えば、健康保険証はマイナンバーカードへ移行し、2024年12月2日には現行の健康保険証の発行が廃止され、訪問看護ではマイナンバーカードによるオンライン資格確認が義務化され、さらにクレジットカードなどでのタッチ決済をAndroid搭載製品で実現する決済ソリューションの提供も開始されています。

その他にも将来的に運転免許証とマイナンバーカードを一体化する計画などもあり、NFC読み取り機会がさらに増えることが予想されることからこのような多様なビジネスシーンにおける課題に対応するために本体の画面側(前面)でNFCの読み取りができるように開発され、マイナンバーカードや交通系IC、クレジットカードのタッチ決済などのさまざまなシーンに対応し、外付けリーダーが不要となるため、導入・管理コストを低減することができます。

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さらにフロントカメラはオートフォーカスに対応した約500万画素CMOS/広角レンズとなっており、QRコード決済や一次元バーコードの読み取りが可能です。これらにより、幅広い業界における多様な業務の効率化を実現するとしています。なお、NFCはFeliCa(NFC Type F)にも対応していますが、FeliCaのセキュア機能に非対応のため、おサイフケータイやFeliCaセキュア機能がある学生証や社員証、マイナンバーカードなどの製品内への登録は対応していません。

主な仕様は6nmプロセス(TSMC N6)で製造されたMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 6100+」(オクタコアCPU「2.2GHz Arm Cortex-A76×2+2.0GHz Arm Cortex-A55×6」、デュアルコアGPU「1100MHz Arm Mali-G57 MC2」)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、約800万画素CMOS/広角レンズのリアカメラ、位置情報取得(GPS、GLONASS、BDS、Galileo、QZSS)、ダイレクトボタン、デュアルステレオスピーカーなど。

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バッテリーは電池容量が7000mAhで、急速充電「PD 2.0」対応に対応しており、外部接続・充電端子はUSB Type-C端子で、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載しています。通信面ではWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、IEEE802.11r/k/v/w準拠の高速Wi-Fiローミング(部分的対応)、Bluetooth 5.4、Wi-Fiテザリングの同時最大接続数は15台。

携帯電話ネットワークは5G(NR方式)および4G(LTE方式)に対応しており、対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMをサポートしています。OSはAndroid 14をプリインストールし、グローブタッチやウェットタッチなどに対応しています。サイズは約260×169×9.9mm(突起部を除く)、質量は約530g、本体色はブラックの1色のみ。

5G NR: n1, n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 8, 18, 19, 28, 39 (sXGP), 41, 42




記事執筆:memn0ck


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