通信障害の実態と対策状況について考えてみた! |
先週は何かと通信関連でニュースの絶えない週でした。8月24日にはKDDI回線において障害が発生し、au、UQ mobile、povo、au回線利用事業者の音声通話、ホームプラス電話、ホーム電話、SMS送受信などが45分間利用しづらい状況が発生したほか、8月25日にはNTT西日本のフレッツ光ネクスト、フレッツ光ライトを契約する、大阪を除く関西や東海・北陸の一部の地域で約6時間にわたって通信しづらい状況が発生していました。
いずれも機器(設備)の故障によるもので、故障設備の切断及び交換、回線の切り替えなどで対応が行われ、8月26日(金)18時時点では完全に復旧しています。
普段何事もなく通信を利用していると、通信できることは当たり前であり通信障害や設備故障など万が一にも起こしてはならないことだろうと極論で語りたくなりがちですが、実際には毎日何十・何百という通信障害や設備故障が発生しているのです。
通信障害が日々当たり前のように発生しているにもかかわらず、私たちユーザーがそれを体感せずに過ごせているのは何故でしょうか。また私たちは通信障害とどのように向き合っていくべきなのでしょうか。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回は通信障害の実態と対策について解説します。
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