過去に発売されたシャープ製折りたたみ型ガラホこと「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」(中央)

テレビ東京は8日、同社が放送しているニューステレビ番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」にて「シャープが新世代ガラケー」と題してシャープがKDDI(au)向けにAndroidを採用した折りたたみ型携帯電話を早ければ1月下旬にも販売開始すると伝えています。

記事では『「アンドロイド」搭載のシャープの新型携帯電話は、「ボタン式の入力方式で折りたたみ型」というガラパゴス携帯の特徴を残したまま、スマートフォンに近い機能を使うことができます。」』としており、従来型の"ガラケー(ガラパゴス携帯)"とも呼ばれるケータイ(フィーチャーフォン)タイプの機種が発売されることになりそうです。

Androidを採用した折りたたみ型モデルは過去にもケータイからの乗り換えを促進するためにソフトバンクモバイル(「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」など)から販売されていました。

その後、スライド式も含めて姿を消していましたが、スマートフォン(スマホ)への乗り換えが停滞している昨今、さらなるケータイからの乗り換えを強化するために今回、もう一度投入されることになりそうです。

また、auではすでにスマホでもこれまでの3G(CDMA 2000)に非対応で、国内では4G(FDD-LTEおよびWiMAX 2+)のみで利用する「isai FL LGV31」(LG Electronics製)および「URBANO V01」(Kyocera製)が発売されており、KDDI代表取締役社長の田中孝司氏も4Gで音声通話を行なう「VoLTE」を利用できるケータイを投入するとしていたことから、OSにはAndroidを採用した"ケータイ型"のVoLTE対応機種が出るのではないかと推測できます。

この他、毎年auでは他社のような冬春モデルではなく、10月頃に冬モデル、年を明けた1月頃に春モデルを発表しており、今年も折りたたみ型シャープ製モデル以外にも春モデルとして発表される可能性も高そうです。どんな機種が出てくるのか楽しみですね!

記事執筆:memn0ck


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