まずはNTTドコモが実質0円をやめるらしい……。

日本経済新聞は16日、NTTドコモが近いうちにiPhoneなどの主要なスマートフォン(スマホ)の実質負担額を1〜2万円値上げすると報道しています。

昨年末に総務省が実施した携帯電話料金の見直しについてのタスクフォースで取りまとめで実質負担額0円(いわゆる「実質0円」)を段階的になくしていくという内容を受けて要請に対応する形となります。

記事では販売奨励金を減らして実質負担額を値上げするとし、上げ幅は機種により違うものの、主要機種を1〜2万円上げた後、さらに段階的に引き上げたい考えだとしています。

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一方、同じくタスクフォースでは利用料金についてはあまり使わない人向けに5,000円以下の低料金プランを導入することを要請しており、すでにソフトバンクがSoftBank向けに月当たりのデータ通信量が1GBで月額4,900円(税抜)となるプランを発表していますが、NTTドコモでも同様にデータ容量が小さい低料金プランの導入を検討しているとのこと。

また、記事ではNTTドコモがそれに先駆けて今月末に料金引き下げの第1弾として家族割引の拡充を柱とする新プランを発表するとしています。とはいえ、どちらも「家族」で利用している場合や「データ容量が少ない人」といった限定的な値下げとなり、これらの新プランを実際に契約し料金引き下げを実感できる利用者は限られると見られるとされています。

そのため、引き続き、料金プランの見直しを検討していくようですが、場合によっては料金はあまり変わらず、スマホなどの機種代金は値上げとなり、実質的に値上げとなってしまう可能性もあります。

なお、NTTドコモでは機種代金の値上げについては各店舗が独自にキャンペーンなどを行って実質0円を続ける可能性もあるため、周知を徹底して大手携帯電話会社3社では初めての実質0円の廃止を行なうことになるようです。



記事執筆:memn0ck


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ドコモ「実質0円」撤廃 スマホ1万~2万円値上げ  :日本経済新聞