auとUQ mobileの移行手数料が2021年2月以降に無料化に!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は9日、携帯電話サービス「au」と「UQ mobile」のブランド間の移行に係る手数料などの負担を2021年2月以降に不要とするほか、ブランド間の移行に係る手続きにおいても現在の同ブランドにおける料金プラン変更と同様のシンプルな手順に2021年夏以降に変更すると発表しています。

現在、一部ケースを除いてブランド間の移行に係る手数料は他社への乗り換え(MNP)と同様に「契約解除料」(最大9,500円)および「番号移行手数料」(3,000円)、「新規事務手数料(UQ mobileではSIMパッケージ料金)」(3,000円)がかかっています(金額はすべて税抜)。

これにより、一部ケースとして今年10月より提供されている「UQモバイル→au番号移行プログラム」が提供されており、手数料や利用料金などが最大51,740円が翌月以降の利用料金から割り引かれていますが、こうした条件がなく、かつ、UQ mobileからauだけでなく、auからUQ mobileについても各種手数料が不要となります。

【参考】「au」から「UQ mobile」への移行に係る手続きおよび手数料など(〇:必要、-:不要)
202021年2月以降の対応移行申込MNP
予約番号発行
MNP
手数料
契約解除料移行先の
ご契約手続き
移行先の
契約事務手数料
SIMロック
解除手続き
SIMロック
解除手数料
auからUQ mobile
への乗り換え
店頭
2021年夏以降

2021年2月以降

2021年2月以降

2021年夏以降

2021年2月以降

(変更なし)

(変更なし)
Web
2021年夏以降

2021年2月以降

2021年2月以降

2021年夏以降

2021年2月以降

(変更なし)

(変更なし)
※ auおよびUQ mobileから発売した一部機種は別途手続きが必要となります。

KDDIおよび沖縄セルラー電話では日本政府や総務省による指摘も踏まえてauとUQ mobileの相互のブランド乗り換えにおける手数料を2021年2月以降に無料とし、さらに移行手続きも2021年夏以降に簡素化します。

これにより、安心のデータ使い放題を5Gで展開するauとシンプルでお手頃料金のUQ mobileを用途に応じて手数料などの負担なく、より簡単に選択できるようになるとのこと。なお、ブランド間の移行に係る手続きの簡素化については詳細を後日、別途案内するとしています。

なお、KDDIと沖縄セルラー電話の間の乗り換え(MNP)は対象外で、番号移行ではない解約・新規契約の手続きでは変更後も手数料が発生し、手続きも現在と同様となります。さらにauからUQ mobileへの移行時に指定の申込方法以外の場合は対象外となります。

また手数料を不要とした後も当面は契約解除料および番号移行手数料、新規事務手数料(UQ mobileではSIMパッケージ料金)を一度請求して翌月以降の移行先の利用料金から割り引きする形となるということです。

その他、これらの移行に関わる各種手数料の見直しと合わせ、UQモバイル→au番号移行プログラムを改定しますが、UQ mobileからauへの番号移行の場合にauの「データMAX 5G」や「データMAX 4G LTE」などの対象プランに加入の場合の利用料金からの割り引き(月額3,020円を12カ月間)は継続されます。

KDDIおよび沖縄セルラー電話では技術革新や事業者の新規参入など過去にないスピードと規模で進展する通信市場の環境変化とニーズの多様化に対応するため、消費者がサービスを選択して変更する際の利便性を高めるさまざまな取り組みを加速していくとしています。





記事執筆:memn0ck


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(PDF)通信サービスの選択における利便性向上に向け、「au」と「UQ mobile」のブランド間の移行を円滑化 | 2020年 | KDDI株式会社
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