既報通り、Lenovo Group傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)の日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は15日、Motorola初の横開き型フォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr fold」の日本におけるオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「motorola razr fold(型番:XT2651-5)」を2026年8月4日(火)より発売すると発表しています。また発売に先立って7月15日(水)10:00より順次予約受付を開始しています。
販路は公式Webショップ「MOTO STORE」のほか、Amazon.co.jpやエディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラといった量販店やECサイトなど、さらに仮想移動体通信事業者(MVNO)ではIIJmio(インターネットイニシアティブ)にてで取り扱われ、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格およびでは299,800円で、一部の量販店やECサイトでは価格が299,800円の10%(29,980ポイント)還元で実質269,820円となっています。
また合わせてmotorola razr foldで利用できる専用ペン「moto pen ultra」も発売され、価格はオープンながら市場想定価格およびMOTO STOREでは12,000円となっています。本記事ではそんなmotorola razr foldをモトローラ・モビリティ・ジャパンが開催した「新製品説明会」にて実際に試すことができましたので主に外観や基本機能を中心に写真や動画を交えて紹介したいと思います。

motorola razr foldのリリーホワイトを開いた状態の背面。モトローラらしい洗練されたデザインに。なお、日本では2022年から2024年にかけて出荷台数が+500%となっているほか、2024年から2025年の前年成長率は+15%となっているとのこと
motorola razr foldはモトローラ初の横開き型のフォルダブルスマホで、モトローラではこれまでは「Galaxy Z Flip」シリーズや「nubia Flip」シリーズなどのような縦開き型のフォルダブルスマホを「motorola razr」シリーズで展開してきましたが、新たに「Galaxy Z Fold」シリーズや「Pixel Fold」シリーズなどと同様のコンセプトとなる内側に折り畳める大画面ディスプレイ、折りたたんだ状態でも外側の片面にディスプレイを搭載して通常のスマホのように使える横開き型のフォルダブルスマホが投入されることになりました。
画面は内側のメインディスプレイがアスペクト比9:8という正方形に近い約8.1インチ2K(2484×2232ドット)Foldable LTPO pOLED(有機EL)ディスプレイ(約413ppi)、外側のカバーディスプレイがアスペクト比21:9の約6.6インチFHD+(1080×2520ドット)OLED(有機EL)ディスプレイ(約418ppi)を搭載し、ともに10bitカラー(約10億7000万色表示)に対応しており、開いた状態における画面占有率は非常に高くなっているため、没入感のある映像体験を楽しめます。
またメインディスプレイは超薄板ガラス「Dinorex UTG」(日本電気硝子製)で覆われ、カバーガラスを覆う強化ガラスにはスマホでは初めて「Gorilla Glass Ceramic 3」(Corning製)を採用しており、リフレッシュレートはメインディスプレイが最大120Hz、カバーディスプレイが最大165Hz、明るさ(ピーク時)はメインディスプレイが最大6200nits、カバーディスプレイが最大6000nitsとなっています。サイズは開いた状態で約160.05×144.46×4.55mm、閉じた状態で約160.05×73.6×9.89mm、質量は約243gという薄型ボディーを採用しており、大画面の鮮やかさとポケットに収まる完璧なデザインを自在に切り替えられるとしています。
本体色は引き続いてPANTONE(以下、パントーン)と複数年に渡るパートナーシップに基づいてPantone Color Instituteとのコラボレーションで厳選された“PANTONE”カラーが採用され、どちらのカラーも高級感のあるレザー調で、静かな力強さとモダンな優雅さを想起させる豊かでダークな色調を備えたPANTONE Blackened Blue(ブラッケンドブルー)に加え、穏やかで洗練されていてさりげなくモダンな印象を与え、清潔で軽やかな色合いで柔らかな優雅さをもたらすPANTONE Lily White(リリーホワイト)の2色展開となっています。またチタン製強化ヒンジが採用され、IP48・IP49の防水・防塵性能を備えています。

motorola razr foldのブラッケンドブルーの背面パネル。リリーホワイトとともにレザー調となっていますが、表面処理の仕方が変更されており、ブラッケンドブルーでは網目のような模様が施されています
またフォルダブルスマホに最適化された柔軟なレイアウトとアダプティブインターフェースによってメインディスプレイを開けば、仕事や創造性、そして遊びのための広々としたキャンバスへと変貌するほか、専用ペンのmotorola pen ultraに対応しているため、マルチタスクを自然でスムーズな操作性で実現して日々の業務を直感的にコントロールできます。さらに「Catch Me Up」や「Next Move」といった製品内で実行されるAI機能によって常に最新の情報を入手して整理整頓された状態を保ち、常に一歩先を行くことができます。
またさまざまなシーンであらゆる瞬間を鮮明に捉え、使いやすく設計された高度なカメラシステムを備えており、メインカメラ、超広角マクロカメラ、光学3倍ズームに対応したペリスコープ式の望遠カメラというトリプル構成で、3つのカメラともに約5000万画素CMOSを採用しています。これにより、広大な風景やドラマチックなクローズアップ、遠くの被写体などのあらゆるシナリオでも鮮明な詳細な撮影体験を実現しているとのこと。その中核となるのは強力なイメージセンサーはSony製イメージセンサー「LYTIA 828」を採用し、どんなシーンでも明るく豊かな撮影をもたらします。

motorola razr foldのリアカメラ部分。広角と超広角・マクロ、望遠という3つの5000万画素イメージセンサーによるトリプル構成で、特にメインとなる広角カメラはフォルダブルスマホとしては最大級の1/1.28型でカメラ画質の評価団体「DXOMARK」では横開き型フォルダブルスマホではNo.1の評価となっているとのこと(2026年3月時点)
さらにDolby Visionや驚くほど安定したブレ補正スタビライザーに対応した動画撮影によって鮮明でダイナミックながらも現実に忠実な映画のような映像で思い出を高めることができます。さらに約3200万画素CMOSのカバーディスプレイセルフィーカメラにより、閉じた状態でも高品質の写真や動画を簡単にフレーミングでき、メインディスプレイセルフィーカメラは約2000万画素CMOSで開いた状態でもビデオ通話やコンテンツの鮮明な撮影を維持します。
<リアメインカメラ>
・約5000万画素CMOS(1/1.28型、1画素1.22μm、4in1、PDAF)+広角レンズ(F1.6、画角84.7°、焦点距離23mm、OIS)
・約5000万画素CMOS(1/2.76型、1画素0.64μm、4in1、PDAF)+超広角マクロレンズ(F2.0、焦点距離12mm、画角122.1°、光学0.5倍)
・約5000万画素CMOS(1/1.95型、1画素0.8μm、4in1、PDAF)+望遠レンズ(F2.4、画角33.7°、焦点距離71mm、ペリスコープ式、光学3倍、デジタル100倍、OIS)
・マルチスペクトル補助カメラセンサー
<カバーディスプレイセルフィーカメラ>
・約3200万画素CMOS(1画素0.64μm)+広角レンズ(F2.4、画角88.5°、焦点距離22mm)
<メインディスプレイセルフィーカメラ>
・約2000万画素CMOS(1画素0.61μm)+広角レンズ(F2.4、画角90°、焦点距離22mm)
その他の仕様は日本向けモデルはおサイフケータイ(FeliCa)に対応しているほか、USB Type-C端子(USB 3.2、Display Port 1.2)や6000mAhバッテリー、急速充電(最大80W)、ワイヤレス充電(最大15W)、リバースワイヤレス給電(最大5W)、Wi-Fi 7に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 6.0、NFC Type A/B、UWB、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NavICなど)、側面指紋認証、顔認証、デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、環境光センサー(内・外)、加速度センサー、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー、電子コンパスなどとなっています。
またチップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 5 Mobile Platform」(オクタコアCPU「3.8GHz 3rd gen Oryon Primeコア×2+3.32GHz 3rd gen Oryon Performanceコア×6」、GPU「1.2GHz Adreno 829 AHPM」)で、内蔵メモリー(RAM)は12GB(LPDDR5X)、内蔵ストレージは256GB(UFS)となっています。3.5mmイヤホンマイク端子やmicroSDカードなどの外部ストレージスロットは非対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯はグローバル版では以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしています。
5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n13, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n38, n40, n41, n48, n66, n70, n71, n75, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 48, 66, 71
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

専用ペンのmoto pen ultraはmotorola razr foldのほか、最新フラッグシップスマホ「motorola signature」に対応しており、motorola razr foldではメインディスプレイだけでなくカバーディスプレイのどちらでも利用可能となっています
OSはAndroid 16がプリインストールされており、7年間のセキュリティーアップデートが保証されており、2026年秋以降に最新プラットフォーム「Android 17」へのOSバージョンアップによって「Motorola Qira」に対応予定なほか、発売後のソフトウェア更新によって「Quick Share」と「AirDrop」との連携によるiPhoneなどとのファイル共有を提供する予定とのこと。またGoogleのAI機能「Gemini」に加え、独自の「moto ai」に対応しており、リアルタイムAI翻訳などによりこれまで以上にさまざまなタスクをサポートしてくれるということです。
| 機種名 | motorola razr fold(モトローラ レイザー フォールド) |
| サイズ[高さ×幅×厚さ/㎜] | オープン時:約160.05×144.47×4.55mm クローズ時:約160.05×73.6×9.89mm |
| 質量[g](電池含む) | 約243g |
| 本体カラー | ブラッケンドブルー、リリーホワイト |
| メインディスプレイ | 約8.1インチ有機EL 2484×2232ドット |
| カバーディスプレイ | 約6.6インチ有機EL 1080×2520ドット |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 5 Mobile Platform |
| 内蔵メモリー(RAM) | 12GB |
| 内蔵ストレージ | 256GB |
| 外部ストレージ(最大対応容量) | ー |
| アウトリアカメラ | 約5000万画素CMOS(広角レンズ) 約5000万画素CMOS(超広角・マクロレンズ) 約5000万画素CMOS(望遠レンズ) |
| カバーディスプレイフロントカメラ | 約3200万画素CMOS(広角レンズ) |
| メインディスプレイフロントカメラ | 約2000万画素CMOS(広角レンズ) |
| バッテリー容量 | 6000mAh(内蔵電池) |
| 接続端子 | USB Type-C(USB 3.2) |
| 急速充電 | 最大80W |
| ワイヤレス充電 | ⚪︎(最大15W) |
| Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be(2.4、5、6GHz) |
| Bluetooth | Version 6.0 |
| 赤外線 | ー |
| テザリング同時接続数 [Wi-Fi/Bluetooth/USB] |
10台/4台/1台 |
| 防水・防塵 | ○(IPX8、IPX9)/○(IP4X) |
| ワンセグ/フルセグ/FMラジオ | ー/ー/○ |
| おサイフケータイ(FeliCa)/NFC | ○/○ |
| 生体認証 | ○(指紋<側面>、顔) |
| ハイレゾ音源 | ○ |
| SIMカード | nanoSIM、eSIM |
| OS | Android 16 |
| メーカー | Motorola Mobility |
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