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日本通信ってどんな会社?MVNOって何?

iPhone 4をNTTドコモの回線で使えたり、Xperiaの通信費を抑えられたりすることで話題となっている日本通信の各種サービス。日本通信のサービスでなぜドコモの回線が使えるのか?各種サービスをまとめも含め紹介しておきます。
日本通信は、自前で携帯電話基地局などの設備を持たず、NTTドコモやウィルコムなどの自前で基地局設備を持つ伝送路設備を保有する電気通信事業者(旧第一種電気通信事業者)から設備を借りてサービスを行う伝送路設備を保有しない電気通信事業者(旧第二種電気通信事業者)です。

このような事業者を「MVNO(Mobile Virtual Network Operator;仮想移動体サービス事業者)」と言います。ようするに、基地局などの設備を借りてサービスを提供しているんですね。

日本通信は、日本でMVNO事業を先導してきた企業で、2001年に当時のDDIポケット(現:ウィルコム)の回線を借り入れてはじめてMVNOサービス「bモバイル・プリペイド・サービス」(現:bモバイル)を提供開始しています。

その後も、国内では、ドコモやKDDIとMVNOの契約を結んでおり、ドコモの回線を借り入れた「b-mobile 3G」をはじめとして、最近話題となっている「b-mobileSIM」や「talking b-microSIM」などのサービスを提供しています。

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talkingSIMのパッケージとSIMカード。SIMカードは完全に見た目は「FOMAカード」と同じ

特徴としては、端末から基地局、ネットワーク物理層もしくはデータリンク層までは、ドコモなどの設備を使いますが、それ以外は自前の設備を利用します。そのため、ドコモの回線を使ったサービスならドコモとエリアは同じとなります。

また、一方で、当然ですが、ドコモが提供しているiモード接続やiモードメール(@docomo.ne.jp)などのサービスは利用できません。ドコモの回線を使っていますが、ドコモのサービスではありませんので、この当たりは注意が必要です。

さて、そんな日本通信が新しく展開しているのが、「b-mobile SIM U300」や「talkinSIM」です。iPhone 4用などを含めたmicroSIMサービス「b-microSIM U300」や「talking b-microSIM プラチナサービス」の提供も発表されたので、どういった種類があるのかまとめてみました。

海外から個人輸入などをしてSIMロックフリー版「iPhone 4」で利用する場合には、通信速度が遅くてもいいなら「b-microSIM U300」も良いですし、当然ながらサポート外で自己責任となりますが、通常SIMの「talkingSIM」をmicroSIMサイズにカットするということもありかもしれませんね。自分の利用スタイルにあったものを選びたいところです。

サービスb-mobileSIM U300b-microSIM U300talkingSIMtalking b-microSIM
プラチナサービス
形態プリペイドポストペイド
支払い方法販売店舗によるクレジットカードのみ
SIMカードサイズ通常SIMmicroSIM通常SIMmicroSIM
通信回線NTTドコモ回線
通信速度最大上下300Kbps超アプリごとに最適化
理論値最大
下り7.2Mbps
上り5.8Mbps
価格2,483~2,980円3,960円6,260円
初期手数料3,150円
通話料21円/30秒
無料通話料1,050円分
音声通話×
SMS×
A-GPS×
テザリング○(ただし「talking b-microSIM プラチナサービス」でも通信速度は最大上下300Kbps超)
APNdm.jplat.netiPhone 4専用

記事執筆:memn0ck

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