海外ではAndroidベースの独自タブレット「Kindle Fire」をはじめとしたKindleシリーズが好調で、さらに、AndroidやiOS向けのアプリによって、Amazonで取り扱っている電子書籍などを利用できるようになっていますが、今度は、タブレットに続いて、独自のスマートフォンを開発しているという話です。

Bloombergでは、Amazonが独自スマートフォンを発売すれば、iPhoneのライバルになるだろうとしています。

このAmazonの独自スマートフォンについての仕様や発売時期などについては触れられていませんが、スマートフォンを発売するにあたって重要になると考えられる特許問題に対し、Amazonではすでにスマートフォン発売に備えて特許問題に対抗するための企業買収を進めており、InterDigitalの買収も検討していたとのこと。InterDigitalはその後、Intelに買収されていますが、その他にも特許関連で動きがあると各所で報じられています。

Amazonが独自スマートフォンを発売したとしても、日本ですぐに販売されるとは考えにくいですが、コンテンツ販売をベースにしたインセンティブを活用し、端末販売において赤字を覚悟した低価格で提供できる強みがあるだけに、特に価格という点において楽しみではありますね。

また、中時電子報が新しいタブレット「Kindle Fire 2」を開発中であると伝えています。製造はQuanta（廣達電腦）が担当し、7インチWXGA（1280×800ドット）ディスプレイ（LGディスプレイ製）を搭載し、2012年8月7日に発売されるとしています。

タブレット市場では、すでにAndroidよりも売れており、iPadの次のシェアを獲得しているとも言われているKindleシリーズだけに、今後の動向が注目されます。なにより、国内でもAmazon.co.jpがKindleを発売すると告知しており、国内で発売される機種が最新モデルだとするとかなり楽しみです。



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